* DQ8 ミーティア姫セリフ集 (PS2版)*

【閲覧に当たってのご注意】

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    もしここに載っていないセリフがございましたら教えていただけると嬉しいです。
  • 手書きのメモに基づいておりますので、誤りがある可能性があります。
    また、漢字表記や文の区切り等も正確ではない場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 主人公の名前は便宜上エイトにしています。
  • 2015.08.27追記 >> 3DS版が発売されましたが、現時点ではPS2版でのセリフのみに対応しております。
    もし3DS版でセリフの追加・変更等があった場合はまた改めて更新したいと考えております。
  • 2015.09.23追記 >> 3DS版セリフ集を公開しました→こちら

以下、■マークが宿屋に泊まったときに聞けるもの、□マークがふしぎな泉で聞けるものです。
なお、トロデーンでの回想イベントのセリフは省いてあります。

2005.01.04 初版作成/2013.08 漢字かな表記・文の区切り等修正/2015.09.23 3DS版セリフ集公開、脱字・文の区切り修正

※ふしぎな泉イベントについて補足

2番目の姫のセリフにもヒントがありますが、「お腹がいっぱいで水を飲めない」場合はフィールドを一定の距離移動することでまた飲めるようになります。
キラーパンサーで移動する場合、マラソンのモデルコースとしてはトラペッタ~ポルトリンク間往復が景色も良くてオススメです(実際にはそれよりやや短い距離でOK)。自力で走る場合はもっと短い距離で良いようですが、時間換算でどちらが効率が良いのかは未検証です、すみません。

□ふしぎな泉初回イベント

ミーティア「……お お父様!?
お父様 見てください! ミーティアは……ミーティアは 人間の姿に 戻りましたのよ。

ミーティア「どうしたの? お父様? ま まさか ミーティアは 人間の姿に 戻った夢でも 見てるというの!?
これは まぼろしなの……?

トロデ王「おお あまりに突然のことで 思わず 言葉を失ってしまったわい。 ちゃんと 見えているぞ 姫よ。
さあ もっと ちかくに来て その愛しい姿を 見せておくれ。

ミーティア「お父様っ!
トロデ王「おお! わしの かわいい姫よ!
今まで 馬車なんか引かせて すまなかった……つらかったろう? これからは 楽をさせてやるからのう。
ミーティア「いいえいいえ お父様 つらいのは ミーティアひとりだけじゃ ありませんもの……。
それに ミーティアは エイトたちの お役に立てて うれしゅうございましたのよ。

トロデ王「姫は健気じゃのう……どれ? わしも泉の水を飲んで ちゃちゃっと 元の りりしい姿に戻るとするか。

ミーティア「お お父様……きゃっ!

トロデ王「ん!? どうした 姫よ。
ひっ 姫ー!
……ああ 姫よ。

トロデ王「な なんという悲劇……。 結局 ぬかよろこびだったのか。

*

トロデ王「おお 姫よ。
ぬかよろこびに終わって 悲しむのも ムリはないが いつまでも ここにいるわけには いかんぞな。

ミーティアは 悲しそうな瞳で 泉の水を 見つめている……。
ミーティアに ふしぎな泉の水を 飲ませてあげますか?
>いいえ
ミーティアは いっそう悲しそうな顔をして うなだれてしまった。

ミーティアは 悲しそうな瞳で 泉の水を 見つめている……。
ミーティアに ふしぎな泉の水を 飲ませてあげますか?
>はい
エイトは ミーティアに 泉の水を 飲ませてあげた。

ミーティア「だだをこねて ごめんなさい。 エイト。どうしても あなたに お願いしたいことが あったのです。
少しの間だけですが ミーティアは ここの泉の水を飲めば 人間の姿に戻れると わかりました。
だから ときどきは こうして 泉に立ち寄ってくれると ミーティアは うれしく思います。
お城にいたときのように また エイトと お話したいのです。
そうすれば その時だけは この いまわしい呪いのことも 忘れられますわ……。
あっ……もう 時間切れみたい……。

トロデ王「……わしからも頼む。 姫の たったひとつの わがままを かなえてやってほしい。
というか これは命令じゃ。 わかったな エイト。
>いいえ
トロデ王「あ~ん 聞こえんなあ。 最近 耳そうじをしとらんからのう。 で どうなんじゃ エイト。
姫の たったひとつの わがまま 聞き入れてやっては くれまいか?
>はい
トロデ王「よっしゃ よっしゃ。 では 姫の気もおさまったことだし そろそろ 行くとするかのう。

□ふしぎな泉イベント直後

ありがとう エイト。 さっそく ミーティアのお願いを きいてくださって。
でも どうしましょう。 二度も続けて お水を飲んだから ミーティア もうお腹いっぱい……。
ほんの 少しだけしか 飲めませんでしたわ。
歩いて お腹がすけば また 飲めると思うのですが……。 ……あ!

□ふしぎな泉イベント後1(サザンビークイベント前)

泉に寄ってくれて ありがとう エイト。
ここに来たときだけ まだ自分が 人間なんだって感じられて ミーティアは ほっとするんです。
トロデーン城で 幸せに 暮らしていたころを とても なつかしく思います。
そういえば エイトと はじめて会ったのは いつだったかしら?
まだ ふたりとも子供で いっぱいいっぱい いっしょに 遊んだわね。
意外と エイトったら わんぱくで ミーティアは ついていくのが 精一杯だったけど……。
あっ もう時間切れ……。 またね エイト。 次に話せるのを 楽しみにしているわね。

□ふしぎな泉イベント後2(サザンビークイベント前)

ありがとう エイト。 また お話 できるわね。
エイトは覚えているかしら? ミーティアには 婚約者がいたのよ。
サザンビークという国の チャゴス王子。亡くなったおばあさまが ずっと昔 決めてくださったのよ。
まだ 一度も チャゴス王子とは会ったことがないの。 どんな人なのかしら?
エイトみたいな人だと うれしいのにな……。
あら もう時間切れ? もっと お話したいけど また今度ね。

■サザンビークイベント後

エイト エイト……。 そこにいるのは エイト?
まあ なんてこと! ホントに エイトに会えるなんて。
なんとなく エイトと お話したいなあって思いながら 眠ったら あなたの姿が見えました。
ここは たぶん 夢の世界? きっと そうよね。
こうして 夢で あなたと会えるのも あの泉の水の おかげなのかしら……。
…………。 あなたに 聞いてほしかったのは 婚約者のチャゴス王子のこと。
今は あんなでも 結婚すれば 変わってくれるのかしら?
そうだわよね エイト。 ミーティアも 小さいころは すごく わがままだったし……。
……チャゴス王子は まだ子供っぽいだけかも……。

□サザンビークイベント後1

今とても 悩んでいるの。 はじめて会った チャゴス王子が あんな人だったなんて……。
どうしたらいいのかしら?
でも 亡くなった おばあさまが 決めてくれた人だし。
今は あんなでも 結婚すれば 変わってくれるのかしら?
そうだわよね エイト。 ミーティアも 小さいころは すごく わがままだったし……。
……チャゴス王子は まだ子供っぽいだけかも……。

□サザンビークイベント後2

ああ エイト。 思えば ずいぶん 遠いところに 来たものね……。
ドルマゲスを倒して ミーティアと お父様の呪いが 解ければ 城のみんなも 元通りになるのかしら?
トロデーンが とっても 恋しいわ。あのころが なつかしい……。
この旅が いつまで 続くのか わからないけど…… エイト がんばってね。
また ふたりで 美しかった あのトロデーンの庭を 散歩してみたいな……。
この旅が はやく 終わりますように……。

■闇の遺跡クリア後

あ! わたしの姿が 人に 戻っている。 エイトの顔も 見えるわ。
これは夢? きっと そうよね……。エイト わたしの声が 聞こえますか?
ドルマゲスを倒しても 呪いが解けなくて ミーティアも すこし しょんぼりです。
……ゼシカさんも いなくなってしまったし……。
彼女は どうして いなくなってしまったのでしょう?
もしかして わたしに かけられた呪いと 関係が あるのでしょうか?
はやく ゼシカさんが 見つかるよう ミーティアも 祈っていますわ。

□闇の遺跡クリア後1

こんなことになるなんて……。
せっかく エイトが ドルマゲスを 倒してくれたのに 呪いが 解けないなんて……。
もう どうしていいのか ミーティアにも わからないわ。
……………………。
そういえば ゼシカさんが いなくなったみたいだけど なにか あったのかしら?
……………………。

□闇の遺跡クリア後2

…………。
……ゼシカさん どこに いったのかしら?
あなたが ミーティアを 気づかってくれるのは うれしいけど 今はゼシカさんのことが気になるわ。
ゼシカさんを追ってあげて。

■リブルアーチイベント後

夢の中から こんにちは。 こうして エイトと 夢の中で お話するのも 何回めかしら……?
ゼシカさんが戻ってきて またいっしょに 旅ができて うれしいわ。
ドルマゲスにかけられた お父様と わたしの呪いは まだ 解けないままだけど……。
もう このまま ずっと解けないんじゃないかって……。
トロデーン城の人たちも いばらの中に 埋もれたままで とても 可哀想……。
でも 不思議……。あの時 エイトだけが その呪いのチカラを 受けなかったのよ……。
きっと エイトには なにか 特別なものがあるのかも しれないわね。
ねえ エイト。 たまには あの泉にも 連れていってくださいね……。

□リブルアーチイベント後1

あのね。今日は エイトに とっても うれしい報告が あります。
なんだと思う? ……じつは つい先日 ミーティアは 18才になりました。
でも せっかくの誕生日の お夕食は 雑草でした……。
エイトが お城に来たとき ミーティアと同い年で 8才だったから もう知り合って 10年ぐらい経つのね。
両親のいない あなたが お城に住み込みで 働くようになり とうとう 近衛兵にまでなって……。
でもね。本当はミーティアが お父様に頼んで エイトを 近衛兵にしてもらったのよ。
近衛兵になれば エイトと いっしょにいられる時間が 今までよりも 増えると思ったから。
次の誕生日を ミーティアが 人間の姿で 迎えられるように がんばってね 近衛兵さん。命令よ。

□リブルアーチイベント後2

…………。
……あっ ちょっと待って。
いつもは 今度 泉に来たとき なにを話そうって いろいろ考えているのだけど……。
いっぱいありすぎて なにを どういうふうに お話すれば いいのか……。
エイト あなたと 旅をするのは とても楽しいわ。
でも わたしが お馬さんの姿でなければ もっと 楽しかったのにね……。

■さいごのカギ入手後

……くすん くすん。 あっ やだ エイト!?
夢の中だって 泣いてるところを 見られるのは 恥ずかしいわ……。
亡くなった メディおばあさんを 思い出していたら 急に悲しくなって……。
落ち込んでばかりじゃ ダメね。 楽しいことを 考えるようにしなきゃ。
そう…… 雪を見たのは 生まれて はじめてだったのよ。雪って白くて きれい。
馬のときは 身体が真っ白だから 雪のあるところで かくれんぼをやれば ミーティアが 一等賞ですね。
ねえ エイト。 ときどきは ミーティアを あの泉に 連れていってくださいね……。

□さいごのカギ入手後1

あ! ごめんなさい。 ……メディおばあさんのことを 考えていました。
わたしが 小さいとき 亡くなってしまったけど ミーティアにも おばあさまがいたのよ。
おばあさまは 愛し合っていた人との結婚がかなわず 悲しみにくれたまま 亡くなったの。
………………。
人の運命って とても 不思議よね。
わたしは 本当に 結婚できるのかしら……。

□さいごのカギ入手後2

こんな森の中にいると あのころのことを 思い出します。
なんのことかって? 子供のころ 城を抜け出したことよ。
トラペッタに行きたいと 駄々をこねた ミーティアにつきあって エイトも 城を抜け出したのでしょ。
変装して お弁当まで持って はりきって出ていったけれど 夜になって 森の中で 迷ってしまって……。
怖くなって ミーティアが 大声で泣き出すと トーポが びっくりして あなたのポケットから 逃げ出して……。
ふたりで 夢中になって トーポを追いかけていたら いつの間にか 城が見えてきて 無事に帰れたのよね。
トーポって不思議よね……。

■神鳥の巣クリア後

すごいわ エイト! だって 自由に空を 飛べるようになったんですもの!
聞いて。ミーティアも 子供のころね 鳥になりたいって 思っていたの。
鳥に あこがれていたのは エイトが 城に来る前よ。
毎日 お勉強ばかりで 同い年の 遊び相手すらいなくて。 だから 外へ出たいって……。
鳥のように翼があったら 城の外へ 出られるのになって。
呪いで馬にされたのに 鳥のように空を飛べるなんて まるで 夢のよう……。
もしかして この先 魚になることも あるのかしら?
あ! ダメ! 海だけは…ダメ 絶対。
だって ミーティアは かなづちなの……。泳げないの……。

□神鳥の巣クリア後1

なんだか 人の姿に 戻ったのは ずいぶん ひさしぶりな気がします。
ありがとう エイト。 わたしと お父様の呪いを解くため 大変な旅を 続けてくれて……。
大丈夫ですか? 疲れ果てていませんか?
もし そうなら もう 旅をやめても いいのよ。
お父様が ひとり言のように このミーティアに 話しかけました。
エイトには エイトの 人生がある。いつまでも わしらに つきあわせられないのお……って。
ねえ エイト あなたは あなたの道をいっても いいのよ。

□神鳥の巣クリア後2

ねえ。夢で エイトに 会えるようになったのは 泉の水を くちにしてからでしたわね。
夢といえば エイトは昔 洞くつに迷いこんだ 夢のことを 話してくれたことがありました。
その洞くつは たくさんの 竜がいて 踏みつぶされそうになって とても怖かったとか。
もし 怖い夢を見たら そのときは ぜひミーティアを呼んで! いつでも あなたの夢にかけつけるわ。
そして 夢の中で …… いっしょに 怖がってあげる。

■サヴェッラ大聖堂イベント後

ああ エイト。 本当に 無事で よかった……。
あなたが つかまって 地下の牢獄にいれられてる間 とても 心細かったわ。
エイトが いなくなって ミーティアは お父様と ふたりきりで 旅をすることになったんだけど……。
お父様ったら 話すのは エイトのことばっかり。 あなたを すごく頼りにしているのね。
もちろん ミーティアだって お父様に負けないくらい エイトを 頼りにしていますけど。
あ~あ……。婚約者の チャゴス王子が エイトみたいな 男の人だったら よかったのにな……。

□サヴェッラ大聖堂イベント後1

あなたが つかまって 地下の牢獄に つれていかれた時 ミーティアは 必死に念じました。
もしかして 夢でなら エイトに 会えるかもしれないって。
でも いくらやってもダメ! もしかしたら エイトや みんなは 死んでしまったんじゃないかって……。
だから エイトが 無事だと わかったとき どんなに うれしかったことか!
もう二度と ミーティアを置いて いなくなったりしないでね。
……ひとりっ子だった ミーティアにとって エイトは お兄様のような人なの。
だから これからも ずっと そばにいてね エイトお兄様。

□サヴェッラ大聖堂イベント後2

いずれ ミーティアは 結婚して サザンビークに 嫁ぐことになるでしょう……。
それが 王族として生まれた ミーティアの務めですから……。
だけれど 結婚なんて ミーティアには まだピンとこないわ。
だって 妻になることが どういうことなのかも ミーティアには よく わからないんだもの。
お兄様のように 慕っていた エイトと はなれて暮らすのも とても さみしいし……。
でも はなれても 元気なミーティアでいられるように もっともっと 強くならないとね。
さようなら エイト……。

■聖地ゴルドイベント後

怖いわ……。 空が あんなに赤く染まって……。
この旅も いよいよ 終わりを迎えるのかしら……。
もし 世界がラプソーンに 征服されては もう 呪いとか 言ってられないものね。
でも もし! エイトたちが ラプソーンを 倒せば 世界中の人々を救えるわ。
そして その時は わたしも 元の姿に 戻れるのかしら?
あるいは ずっと馬のまま?
もし 世界が平和になっても ミーティアの呪いが 解けなかったら エイトと ふたりで旅に出たいな。
お馬さんのままだと たとえ婚約者が いたって もう お嫁には いけないんだから。
エイトを 背中に乗せて あなたが行きたい場所に ミーティアが 連れていってあげる。
ねえ エイト。約束よ。

□聖地ゴルドイベント後1

ああ エイト……。 ミーティアは とても怖いわ! 世界は 滅ぼされてしまうの?
ごめんなさい。 いきなり 取り乱したりして……。
エイトが ラプソーンと 戦うなら ミーティアは どこまでも ついていきます! たとえ怖くても。
思えば ラプソーンとの戦いは ドルマゲスが あの杖を持ち出したときから 始まっていたのですね。
今 空の色も あんなに赤く染まって 世界中の人が おびえて暮らしているわ。
そして たぶん 世界を救えるのは エイト あなたたちだけ……。
負けないで! エイト! ミーティアは いつも いっしょだから!

□聖地ゴルドイベント後2

ありがとう エイト。 少しの間でも 人の姿でいられるのは とても うれしいわ。
ラプソーンとの 戦いは きっと 命がけの戦いに なることでしょう。
こうして エイトと 会えるのも 最後かもしれないわね。
でも 諦めないで。
世界中の人々の運命が あなたに かかっているわ。
この わたしの運命も……。

【エンディング】

トロデ王「そ…そうじゃっ! アホに 構ってる場合ではなかった!
ひ…姫はっ!? わしの かわいい ミーティア……。

ミーティア「みんな……。

トロデ王「お…おお……。 ミーティア…ミーティアや……。
よかった! よかった! ついに 呪いが解けたんじゃっ!! これでもう 何もかも元通りじゃ!

ミーティア「お父様……。


*


<数ヶ月後:トロデーン>

ミーティア「ここで こうしてピアノを ひくのも 最後になるわね。
サザンビークにも ピアノがあるのかしら……。
エイト 来てくれたのね。 もう出発の時間かしら?

>いいえ
ミーティア「そう……。じゃあ もう しばらく こうしていましょう。

ミーティア「ごめんなさい。なんだか 落ち着かなくって。 もう 出発の時間かしら?

>はい
ミーティア「あなたに 来てくれるように 大臣に頼んだのは 出発前に あなたと 城を歩きたかったからなの。
少し早いけど エイトにも きちんと お別れを言わなくてはね。 今まで尽くしてくれて ありがとう。
トロデーンで 過ごした日々は ミーティアにとって 一生の宝です。
サザンビークへ 嫁ぐことで ミーティアも 王族としての義務を 果たします。だから あなたも……。
この先も どうか お父様につかえ トロデーンのために 今までどおり 尽くしてください。
…………。
では いきましょうか。 あまり 皆を待たせては 悪いものね。


*


<サヴェッラ大聖堂>

*「おお! ここがサヴェッラ大聖堂か。 王族の結婚式を おこなうのに ふさわしい場所ではないか!
ご苦労であったな エイト。 おぬしの任務は ここで終わりだ。
あとは このあたりで 宿でもとって 明日 トロデーンに戻るがよかろう。

ミーティア「えっ!? エイトは このミーティアの式に 参列するのでは なかったのですか?

*「残念ながら 姫さま…… この者たちの席までは……。

チャゴス「これは これは。 はじめまして。サザンビークの王子 チャゴスでございます。
おおっ! あなたが ミーティア姫ですね。 なんとも美しい……!
この一瞬で ぼくの中にある 数々の美女との思い出が すべて色あせてしまった。
あなたのような方を 我が妻に迎えられて このチャゴス 世界一の しあわせ者です。

ヤンガス「ひさしぶりでがすな 王子。 そんな キザったらしい台詞が 言えるなんて おどろきでがすよ。

チャゴス「ややっ お前たちは! 王者の儀式のときの 旅人ではないか!?
ふん。おおかたウワサを聞きつけ 見物にでも来たのだろう。残念だったな。 お前たちが来れるのは ここまでだ。
かわいい姫が ぼくの妻になる その神聖な儀式に お前たち平民ふぜいを 招待するわけには いかないからな。
せめて お前たちが 金持ちか 貴族だったら 招待してやれたんだがな。 ぶわぁー はっはっはっは!


※以降条件により分岐


【通常エンディング】

<結婚式当日>

トロデ王「おお! エイト。 いいところに 来おったわい。 お前なら 来てくれると信じていたぞ。
今すぐ ミーティアを連れて ここから逃げてくれ!
やはり チャゴス王子なんぞに かわいいミーティアを やれんわい。
もはや 国のメンツなぞ どうでもいいわい。だから お前は ミーティアを連れて 逃げてくれ!

ミーティア「王家のかわした 古い約束に したがって おとなしく結婚するのが 運命なのだと あきらめてました。
それが 王家に生まれた者の 定めなのだと ミーティアは そう思っていました。でも……
いやなものは いやです! あんな王子と 結婚するくらいなら お馬さんのままのほうが よかったくらい!
やっぱり 自分の気持ちは だませませんわっ!
さあ エイト! この手を取って 一緒に逃げて! ミーティアを ここから連れ出して!

>いいえ
ミーティア「そんな ひどい……!
(トロデ王に凄い形相で睨まれる)

ミーティア「さあ エイト! この手を取って 一緒に逃げて! ミーティアを ここから連れ出して!
>はい


*


<サヴェッラ大聖堂外>

ミーティア「お父様! いつの間に!?


*


<トロデーン>

トロデ王「思えば 長い旅路であったな。
いろいろあったが まあ これで よかったのじゃろう。
大切なのは 古い約束よりも 今 こうして生きていることじゃ。
ミーティアの相手は ミーティア自身で 見つけるがよい。 わしは いつまでも待っているぞ。
しかし結婚式を逃げ出すような姫を 今後 もらってくれるような男が あらわれるか どうか……。

ミーティア「お父様 そんなことより ほら!


【裏エンディング】※要反転

(式当日の聖堂内における姫のセリフは無し)

<サヴェッラ大聖堂外>

ミーティア「お父様! いつの間に!?

(※映像が微妙に異なる)


*


<トロデーン>

トロデ王「思えば 長い旅路であったな。
いろいろあったが まあ これで よかったのじゃろう。
にしても 世が世なら お前が サザンビーク王家の 正当なる後継者であったとは……。
運命とは不思議なものじゃの。
さて……。 じいさまたちが かわしたという 古い約束など もういいじゃろ。
あとのことは お前たち自身で 決めるがよいぞ。

ミーティア「お父様 そんなことより ほら!

作成者:くろすけ
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