■「ひとりぼっちにして ごめんね」■
作中で両親のどちらかには会えるのではないかと期待していたので、ED後に真実を知った時はショックでした。
別れの原因を作ったとはいえ、おじいちゃんだけでも一緒にいてくれて本当に良かった。
記憶を封じられた後ずっとトロデーンで過ごしてきた主人公にとって、トロデ王を初めとしたトロデーンの人々は正に親のような存在だったのではないでしょうか。
王さまにはいつまでも主人公のお父さんでいてほしい、でも本当の両親にも会いたかっただろうな。
赤ん坊の時に別れることになった親子というと、DQ5を思い出してしまう。
マーサさまと束の間の再会を果たした後、リメイク版でのあの時のフローラのセリフが強く心に残ってる。
「せめて1度だけでも抱きしめてあげてほしかった…」
現実世界ではもう会えない両親。
夢の中でぐらい、会ってしっかりと抱きしめてもらえたら良いなぁと、そんなことを考えながら描きました。
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DQ8は初めてEDを迎えた時点で、主人公の生い立ちについての謎と伏線が残り過ぎだったので、EDに何が待ち受けているのかとドキドキしながらプレイしたものです。
うちの主人公はシリュウという名前で、発売前から「ヤリスキルがあるなら主人公はヤリ使いにしよう!」と、某ゲームで槍を使用武器としている武将から拝借したのですが、
漢字で書くと「子龍」なので、
主人公の素性を知った後、
思いがけないネタバレネーミングに凍りつきました。
あと、父君の素性に関してはED前からちらほらとヒントを得ることができますが、それにしては叔父従兄弟と主人公が全く似ていなかったので、勝手に「ああ、きっと主人公は母親似なんだろうな」と決め付けていたところ、
紙芝居の1ページ目で吹き出しました。
そりゃ叔父さんも初めて会うはずの主人公見てビックリするはずだよね。
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叔父さんの背があまりにも高かったのでお父さんの背も高く描いてみたものの、改めて紙芝居見たらウィニアさんとあまり変わらないっぽいという。
いやでもお父さん当時まだ若くて成長期だっただろうから、20年後ならきっとこんな雰囲気なんじゃなかろうか……などと書いていたらなんだかまた辛くなってきました。
□DQ8/2005.03.02-2010.04加筆/Painter Classic+NekoPaint(+Photoshop5.0LE)