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DQ9プレイメモ-その2 「乙女と書いて ぎゃると読む」


くろまめが落ちたのはウォルロ村の滝壺。
天使の光輪と羽は失われ、姿も人間から見えるようになってしまったらしい。

滝の側にある守護天使像の前でたたずんでいると、いつぞやの二人組がやってきます。


「うん? だれかと思ったら この前の大地震の どさくさで 村に 転がりこんだ くろまめじゃねえか!


どうやら例の事件から既に幾日か経過している様子。


「おまえ こんなところで なに ボ~ッと してやがんだ!?
は~ リッカってば なんで こんな得体のしれないヤツの めんどう見てるんだ?



ほほう、くろまめはリッカちゃんとこにお世話になってるのか。


「どこから来たのかも 言わないし 着てる服は ヘンテコだし どう かんがえても 怪しいだろ?


うん、人間界とだいぶ趣の違う衣装だということは認めるが、
それには今触れないでいただこうか。


「きっと あれッスよ。こいつの名前が 守護天使と同じだから それで 気に入ってるんですよ。

「……フン。その名前も 本当だか どうだか?
おおかた 売れない旅芸人が 天使の名前を かたって ただメシに ありつこうって こんたんなんだろ?



騙るならたぶんもっと他のところの守護天使の名前を騙りたいと思うんじゃないかな。


「いいか。よく おぼえとけ!この村で みょうなマネしやがったら オレが ただじゃおかねえからな。

「ニードさんはなあ リッカが あんたばかり かまうのが おもしろくなくてらっしゃるのさ!

「バッ バカやろう! よけいなこと いうなっ。



慌てて辺りを見回すニード。
するとそこへタイミングよくリッカ登場。


「ちょっと ふたりとも! うちの くろまめに 何の用なの?


『うちの くろまめ』……何と素敵な響き。


「よ……よう リッカ。なーに ちょっと こいつに 村のルールを 教えてやってただけさ。
おい いくぞっ!



その場を去る二人組。
関係ないけど、ニードの連れの兄ちゃんが結構イケメン。


「どうして ニードって あんなに いばってばかりいるのかな? 昔は もっと 素直だったのに……。
ところで くろまめ。出歩くなんて もう ケガのほうは すっかり いいみたいね。
……ここで あなたを見つけたときは ビックリしたわ。
あの大地震に まきこまれて 滝から 落ちたんだろうけど ホントに あぶないところだったのよ。
さて……と。私は うちに もどってるね。宿屋は ヒマになっちゃったし……。
さんぽも いいけど あまり ムリはしないで すぐ 帰ってきてね。



おお…帰るところがあるって良いなぁ。
さて、早速村の中をウロウロしようかね。

ほう、道具と装備品は別枠での扱いなのか、袋も別々?
まぁ今回、装備品も道具も種数とんでもないことになってそうだもんなぁ。

井戸端では二人のご婦人がおしゃべり中。
先日の大地震は人間界にも影響を及ぼしていて、どうやら色々と大変らしい。


「私 思うんですよ。リッカちゃんとこの 旅芸人みたいな 格好をした人…
くろまめさんって人が 村に 不幸をよんだんじゃないかって。



なんか嫌われとるw


「あっ…… あら やだ くろまめさんったら 聞いてたの?

>はい

「ひとの話を 立ち聞きするなんて いやなひとねぇ。 これからは 気をつけてくださいな。



すごく嫌われとるwww

っていうかいつの間にか職業が「しゅごてんし」から「たびげいにん」になってるんだが…!
格好が旅芸人みたいだからって、勝手に職業設定するなんてそんなひどい。
まあ、今回は主人公の職業初めから旅芸人にする予定だったから、こっちは別に構わないんだけどね!

しかし、方々で村の人から旅芸人旅芸人言われるこの天使の衣装はいったい誰のセンスなんですか長老……!


気を取り直して引き続きウロウロ。
教会のBGMはDQ8と同じ。ソードでもコレが使われていたし、もうすっかりお馴染み。

道具屋も覗いてみる。
お、さっそく扇が売ってるじゃないか。
旅芸人は剣・ムチ・扇を装備できるみたいなので、今回くろまめは扇スキルメインで育てていこうと思います。
理由は、扇が好きだからです。

「はねのおうぎ」を買って装備させてみる。他の装備はまだ揃えなくていいか。
おお、可愛い可愛い。
しかし走る時は扇を閉じろw

リッカのおじいちゃんの話によれば、村の宿屋はじいちゃんの息子、つまりリッカの父リベルトが残したもの。
この村の滝の水は「ウォルロの名水」として名高く、滝を見に訪れる旅人のおかげで宿屋も繁盛していたけれど、
先日の大地震のせいで、村へ至る峠の道が埋まり、お客は激減。リッカちゃんも困っているらしい。
お世話になっているのだから、どうにかしてあげたいなぁ。


「おかえりなさい くろまめ。 ちょうど ごはんの したくが 終わったところよ。
さんぽも いっぱいしたみたいだし 今日は もう ごはんを食べて 休んじゃう?

>はい

それじゃ ごはんにしよう! さあ お皿をならべるの手伝って くろまめ。
食べたら すぐに休むのよ。



はーい。あーリッカちゃん可愛いなぁ。


*


一夜明けて、リッカに起こされるくろまめ。うらやましい。
どういう風の吹き回しか、ニードがくろまめを訪ねてきているらしい。
村長んとこのダメ息子が何の用だ。


「よう くろまめ。 そんな 意外そうなカオすんなよ。 ちょっと おまえに 話があってな。
ここじゃ なんだから 外に出ようぜ。 ついてきてくれ!



しぶしぶ(たぶん)付いて行くくろまめ。


「さて……話ってのは 他でもねえ。 土砂くずれで とうげの道が ふさがってるのは 知ってるだろ?
あの道は このウォルロ村と ほかの土地を むすぶ たいせつな かけ橋なんだよ。
おかげで リッカ……いや 村のみんなが メーワクしてんだ。
そこで このニードさまは考えた。 オレが 土砂くずれの現場まで行って なんとかしてやろうってな!
そうすりゃ 親父も オレのことを 見直すだろうし リッカだって 大よろこびってわけだ。



おぉ!動機に若干下心が見え隠れしているけれど、えらいぞニード。


「……ただ このカンペキな計画にも ひとつだけ 問題があってな。
大地震の あと 外は やたらに 魔物が 出るようになっちまって あぶなくって しょうがないんだ。
で まあ……そういうわけで おまえに とうげの道まで いっしょに 行ってもらいたいんだよ。
旅芸人ってのは けっこう ウデのほうも 立つんだろ。 ひとつ たのまれてくんねーかな?



なんだこの身元不明の旅芸人に寄せる絶大な信頼。
まぁとりあえず、


>いいえ

「おいおい。 おまえを ひろってくれた リッカに 恩を返すチャンスなんだぜ。 これを 見逃すわけねーよな?



くっ……リッカちゃんの名前を出されたら断れないじゃないか……。


「よっしゃ そうこなくっちゃ! それじゃあ これから オレは くろまめの後を ついていくからな。


お前がついてくる側なのか。


「とうげの道は 村を出て 道なりに 東に 行ったところだから すぐに わかるはずだ。
ああ。 それと めんどうだから 村の連中には このこと ナイショだぞ。 んじゃ たのんだぜ あいぼう!

ニードが 仲間にくわわった!



おぉ、今回は聴けないかと思っていた仲間が加わる時のSE!
いやぁちょっとテンション上がってきた。

じゃぁちょっくら行ってくる、リッカちゃん待っとって!


「もし ニードに なにか いやなこと言われたら ちゃんと 言い返すのよ。
場合によっては チョップ3発までは ゆるすわ。



うん、わかった!

ひとまずニードの初期ステータス。


ニード Lv3 HP25 MP0 攻撃力15 守備力13 素早さ16


一応レベルは3あるのか、素早さはくろまめより高いな。

出発前に少し村の中をウロウロしてみようか。

峠の道は昔村人が切り開いて作ったものらしい。
それ以前はキサゴナ遺跡という遺跡の中の地下通路を利用していたのだけれど、
魔物がたくさん住み着いて危険な場所だとか。

リッカの母親は若くして亡くなり、父親のリベルトも2年前にはやり病で他界して、今は祖父と二人暮し。
リベルトは一時期セントシュタインという町で暮らしていて、その時に結婚して生まれたのがリッカ。

村長の家に行くと、案の定小言をいわれるニード。
あれ、二階におじいさんがいるぞ。こんな老人昨日いたっけ?


「ボタンのかわりに タッチペンを使って ゲームをあそぶことも できるという もっぱらのウワサじゃ!


どこのウワサだ。

さて、薬草も買ったし、そろそろ出ますか、村の外に…!


*


アーーーー!!

モンスターが、モンスターがいっぱいウロウロしとる……!
ハァハァ…何という楽園……!!
ハッ…!こちらに気付かれた!?ここはとりあえず逃げてみるか。

……ちょ!はやいモーモンはやい飛ぶのはやい!はやいよ!!
ちっくしょう追いつかれたよ意外と逃げ切れないよ!!
あーモンスターによって追いかけてくる速度違うんだな、なるほど。
おお、砂ぶくろ(あだ名)上からドサッて降ってくる。
おおおリリパット森の影に隠れとる!!良い!!
ニードがいっちょ前に皮の盾装備してるのがムカつくぜ…こっちはまだ盾持ってないのに!!

ウロウロしてたら、看板のいうこと無視してうっかり先にキサゴナ遺跡来ちゃったんですけどね!
うん、気にしない気にしない。
じゃあ今度こそ峠の道に行きますよ。


とうげの道到着。
先へと進むくろまめ達の目の前に現れたのは、


アレ?


これは、機関車……?


「なーに ボケっとしてんだよ?
普通に 木が たおれてるだけだろ。 それが そんなに めずらしいのか? かわったヤツだなあ。
土砂くずれは こっちだ。 オレは 先に行ってるからな!



もしかして、人間には見えないのか……?
仕方がないのでニードの後を追いかけるくろまめ。
するとそこへ、どこからともなくやってくるピンクの光。


「なに あいつ……? もしかして この天の箱舟が 見えてたわけ……?


ほほう、関係者か……。


土砂くずれはニードの想像以上にひどかったらしく、どうしようもできないと途方にくれていると、
向こう側から誰かの声。慌てて返事をしてみる。


「ウォルロ村のイケメン ニードさまは ここだぞー!

「やはり ウォルロ村のものか。



スルーされとる。

土砂の向こう側にいたのは、様子を見に来たセントシュタイン城の兵士たち。
ありがたいことにこれから土砂を片付けてくれるらしい。

加えて、セントシュタインからルイーダというご婦人がウォルロ村に向かったとのこと。
峠の道がこの状態だということは、もしかすると遺跡の道を通ったのかもしれない、安否の確認を頼むと言われ、
くろまめ達は一旦村に戻り、これらの情報を伝えることに。


*


村に戻ったら、まずはリッカの元へ直行。


「あら くろまめ いらっしゃい。 お客さんが 来なくても いつでも お迎えできるように しとかないとね。
それにしても まだ ニードなんかと つるんでるの? もう ウンザリ してるんじゃない?

「そんなこと 言ってられるのも 今のうちだぜ。 すぐ オレに カンシャすることに なるんだからな。
さーて まずは 親父に報告だ。 オレん家に 行くぞ くろまめ。



ニード超得意げ。


村長の元に、セントシュタイン側で土砂崩れを処理してくれるとの情報を伝えると、
そんな情報はいずれ分かったことだ、それよりどうしてそんな危険な真似をしたのだと、大目玉を食らうニード。
ニード想定外の反応に意気消沈。

ひとまずもう一つの情報、行方不明になったルイーダという女性について話をしていると、リッカが登場。


「ちょっと! その話 本当なの!?

「リッカ! なんで ここに?

「なんでって あんたが くろまめを 村の外に 連れだしたりしてる からでしょう!?



心配してくれて嬉しいねぇ。


「……って それよりも セントシュタインの ルイーダさんが 行方不明って ホントなの!?

「そういえば リッカは セントシュタインの生まれだったな。 知ってる人なのかね?



どうやらリッカの父親リベルトのセントシュタイン時代の知り合いに、同じ名前の人物がいたらしい。
彼女はリベルトが死んだことを知らずに、ウォルロ村まで会いにこようとしていたのではないかと言うリッカ。


「……なるほど。 しかし 心配なのは もっともだが 探そうにも 手がかりがなくてはな。

「そういや キサゴナ遺跡から 来ようとしてたんじゃないかって 言ってたっけ……。

「……うーむ。 それが 本当だとしたら 探しにいくのは キケンすぎるな。
リッカ……今日のところは くろまめを連れて 帰りなさい。 あまり 思いつめぬようにな。
わしは これから このバカ息子を こってり しぼってやるとしよう。

「そ そりゃねーぜ 親父ぃ!



がんばれ、ニード。


リッカと共に家へ帰ったくろまめ、少々お説教を食らう。


「くろまめが 村の外に 出てたって 聞いて ホントに おどろいたんだから!
……でも ぜんぜん 平気そうだね。 くろまめって 私が思ってるより ずっと 強かったんだ。



まぁ曲がりなりにもこの村を守護する役目を仰せつかっている立場ですから!


「……ねえ くろまめ。 もし よかったらで いいんだけど たのめないかな?
私 やっぱり 行方知れずになった ルイーダさんって人のことが 気になるの。
だから キサゴナ遺跡に……
……ううん。 やっぱり いい。 いくら なんでも キケンすぎるもの。 そんなこと たのめないよ。



いや、居候になっている身だから恩返しがしたいんだ…くろまめにできることなら何でも頼んで良いよ…。


「ルイーダさんのことは 気になるけど キサゴナ遺跡まで さがしにいくなんて キケンすぎるものね。
今 私たちに できるのは 彼女の無事を 祈ることだけだわ。
……守護天使 くろまめさま どうか ルイーダさんを お救いください……。



よっしゃ頼まれた、頼まれたよ!!
じゃあちょっとキサゴナ遺跡行ってくる!!

リッカの家を出ると、相変わらず井戸端でご婦人方が噂話。
今度の話題の中心は、ウォルロ村にこようとして行方不明になったルイーダという女性。
遺跡の道を女性一人で通ろうとするなんて一体どんな人物なのか、興味津々のご様子。


「私が 想像する ルイーダって人は 身の丈は ボストロールなみ 筋肉もりもりの マッチョ女ね。


ちょwww
それにしてももう話が広まっているのか、まぁ小さい村だもんなぁ。

出発前にちょっとニードの様子を見てくるとしようか。
ああ、まだ説教中なのか。


「お父さんが また お兄ちゃんに おセッキョーしてるよ。
お兄ちゃんは みんなのためになる いいことをしたのに どうして おこるのかなぁ?



それはね、きっとお父さんだからだよ。


さて、やくそうも買ったことだし、そろそろ出発するかね。
おや、そこにいるのはいつもニードと一緒にいる青年じゃないか。


「目立ちたがりで 考えなしの こまった人だけど オレ あの人のこと キライじゃねーんだよな。


うん、ああいうのってどうしようもなく憎めないよな。


*


【キサゴナ遺跡】 くろまめ:旅芸人Lv3


扇を装備したときの構えが、すごく可愛い。

遺跡の中を進むと、あっという間に行き止まり。
しかし、道を塞いでいるこの石板は、どうみても動かせそうな感じ。
とりあえず横から押そうとしてみたけれどビクともせず、ウロウロしているくろまめの元に、
どこからともなく現れる幽霊…ゆ、幽霊……?

幽霊はさりげなく石版を動かすスイッチの在り処を教えてくれると、そのまま消失。
何だったんだ、あの商人みたいな格好した幽霊は。

幽霊の助力のおかげで道もひらけたので、さくさく進んでいきますよ。
池で光ってるこの物体は花なんだろうか、きれいだなぁ。

ああぁぁぁぁ!!メタッピー出たぁぁぁぁぁ!!
メタッピーかわぇぇぇぇ!!うぉぉぉぉなんかすごくメカっぽい登場の仕方をした!!
しかし…これは硬い…二匹で出現されると少々きつい…。
おお、会心の一撃で一瞬画面が止まる演出良いなぁ、カッコ良いなぁ!

…宝箱から、さっき買ったばかりの「はねのおうぎ」が出てきたわけですが。
まあね、ドラクエには良くあることだよね……orz


少し広い部屋に出ると、中央で崩れた石の下敷きになっている女性が。
さてはあなたがルイーダさん?


「あら ビックリ! こんなところで 人に会うなんて めずらしいことも あるものね。


なんか予想外に余裕たっぷりだった。


「……ねえ あなた。 ちょっと そこのガレキを どけてくださらない?
ケガは たいしたことないんだけど 足を はさまれちゃって 動けなくて こまっていたの。
また あいつが 来る前に こんなとこ 早く 脱出しないと……。



あいつ?あいつってどいつ?
まぁ、とりあえず石を片付けようか。


足を はさんでいるガレキを 持ちあげますか?

 はい
>いいえ

「ちょっと あなた! こまってる人を 見すてるなんて 人として はずかしくないの?



だって人じゃないもの。
いや今のは選択肢が出ると思わず「いいえ」を選んでしまうプレイヤーとしての性がそうさせただけであって、
大丈夫ですよちゃんと助けますよ!

ガレキを片付けようとしたところでいきなり地響きが。


「き……来たわ ヤツよっ!


遺跡の奥から登場したのはヤギのような魔物。


「ヤツから にげようとして 落ちてきたガレキに はさまれたの 頭上にも 気をつけて!


そうこうしているうちに、ドスドスと足音を響かせてこちらへ向かってくる魔物。
ということで、戦闘開始。


■VSブルドーガ くろまめ:旅芸人Lv5

頭上からガレキを落としてきたりされつつも、会心の一撃が2ターン連続で決まったりとノリノリのくろまめ。
うーんやっぱり会心の一撃の演出良いなぁ。

最初は少し心配だったけれど、結局特にピンチになることもなく討伐完了。
おおお、ボスへのとどめの一撃のときも画面が一瞬止まるのか…!!これは燃える!!

くろまめは一気にレベルが2つ上がってLv7に。
でっかいヤギ(あだ名)は「まじゅうの皮」を落としていきました。
DQ8みたいに錬金材料に使うんだろうな。


ルイーダさんはと言えば、戦いのドサクサで上手く足も抜けたご様子。
……戦いのドサクサでよくガレキに潰されなかったな。
このままここにいるとまた魔物に襲われるので、とにかくさっさと遺跡の外へ出ることに。


「ここまで来れば もう安心ね。 はぁ……もう うす暗い 遺跡の中は たくさん!
私は ルイーダ。 セントシュタインの城下町で 酒場をやってる わけありの女よ。



ほほう…わけありの女とな。


「あなたは…… え? ウォルロ村から来たの!?
……そうだったわ! 私 ウォルロ村に いそいで 行かなくちゃっ!
それじゃ お先に失礼するわね! お礼は あらためて。 アデュー!



ア、アデュー……?
何ともステキな決めポーズを決めて去っていくルイーダさん。
……この人、なんだかヘンだぞ。


*


村へ戻ると、井戸端会議は既に村に到着したルイーダさんの話題でもちきり。
セントシュタインからわざわざリベルトさんを訪ねてきたということで、一体何をしにきたのかということに興味津々。


「つい いろいろ想像しちゃいますわ。


ヤバいなんかだんだんこの奥様コンビ好きになってきたw

馬小屋のおじさんはルイーダさんに一目ぼれした模様。

そしてちらっと村長の家を覗くと、まだ説教食らってるニード。


「お父さん まだ お兄ちゃんに おセッキョーしてるよ。
しかられてる お兄ちゃんは かわいそうだけど あそこまでくると なんだか すごいよね。



この妹可愛いなw


さて、噂のルイーダさんは早速リッカちゃんの宿屋に押しかけ。


「さすが リベルトさんの宿屋ね。 細部に お客さんを もてなそうって 心づかいが 感じられるわ。

「父さんの お知り合いの方? ……あっ! もしかして あなたが ルイーダさん!?
私 心配してたんです。 ルイーダという名前の 女の人が 村に来ようとして行方不明と聞いて…。

「そう。 ありがとう あの頃 あなたは まだ幼かったけど 私の名前を 覚えていてくれたんだ。



そうかルイーダさんはリッカのこと知ってるのか。


「ところで リベルトさんは どこかしら?

「やっぱり 父さんに なにか 用があったんですね……。 でも 父さんは……2年前に……。

「ええっ!? リベルトさんは もういないのっ!? 亡くなってしまったの!?



ショックを受けるルイーダさん。リアクションがいちいち素敵過ぎる。


「な なんてこと……。
あの伝説の……が…… それじゃあ うちの宿屋は もう……。
…………。



伝説の?伝説のって何だ?

と、ここでルイーダさん何かをひらめいたらしい。
なんか突拍子も無いことを言い出しそうな予感しかしない。


「リベルトさんが 亡くなったってことは この宿屋 あなた ひとりで やってるのよね?

「え……ええ。 そうですけど それが何か?

「ここって 小さいけど いい宿ね。 お客さんへの もてなしの心が すみずみまで 行きとどいてるわ。

「ありがとうございます。 父さんが 私に のこしてくれた じまんの宿屋ですから。

「……うん。 さすがは 伝説の宿王の娘ってところね!



伝説の…宿王……?


「あの…… さっきから 伝説 伝説って……?

「ねえ あなたっ! セントシュタインで 宿屋をやってみる気 ない?

「へ…………?

えええ~~~っ!!



急な話に驚くリッカ。
ここのリッカちゃんが超可愛い。


*


宿のカウンターで立ち話するのもアレだったのか、話の場所は客のいない客室へ。


「……じゃあ 父さんは セントシュタインに いたころ 伝説の宿王って よばれてたんですか?

「ええ そうよ。 そりゃあ すごかったんだから!
若くして 宿屋を立ち上げ 並みいるライバルを 押しのけて たちまち 宿を大きくしたわ!

「そんなの…… とても 信じられません!
私の知ってる 父さんは おだやかで 小さな宿屋でも 私と いっしょに やれるのが うれしいって……。

「そこが わからないのよね。 どうして あの宿王が こんなイナカに 引っ込んじゃったのかしら?



ふーむ、確かにそれがナゾだ。


「……とにかく 宿王の去った セントシュタインの宿屋は 今 大ピンチなの。
そこで 伝説の宿王に 復帰ねがって たて直してもらおうって 話に なったんだけど……。
まさか リベルトさんが 2年も前に 亡くなってたなんて 知らなくて……ゴメンなさいね。

「いえ こちらこそ……。 せっかく 来ていただいたのに……。

「あやまることは ないのよ。 セントシュタインの宿屋には 代わりに あなたを連れていくから。



うわぁ切り替え早いな、たぶんリッカちゃんスカウトできるまでテコでも動かないよこの人…!!


「その話……ムリが ありません? 私じゃ この宿屋を やってくのさえ せいいっぱい なんですよ。
……それに やっぱり 私 父さんが 伝説の宿王だったなんて 信じられません。

「そう言われてもね…… 事実は 事実だから。
しかも あなたは 宿王の才能を かくじつに 受けついでるわ! 私には 人の才能を見抜く力があるのよ。



才能を見抜く力か…ルイーダの酒場の女主人が言うのだから説得力があるな。


「……いけない。 もう こんな時間。 そろそろ お夕食 作らないと。 私 失礼しますね。
それと…… 私 セントシュタインになんて 行きませんから!



リッカちゃんもリッカちゃんで譲らなそうだなぁ。どうなるんだこの戦い。


「……けっこう ガンコな子ね。 これは 長期戦になるかな?


腕を組み不敵な笑みを浮かべるルイーダさん。
うわぁこの人敵に回したくないタイプだ……。


*


リッカの後を追い、宿屋を出て家へと向かうくろまめ。

が、家に入ろうとするとなんか幽霊が扉を塞いでいて入れない、何だお前は。
というか、確かさっき遺跡で見た幽霊だよな、もしもし?


「うひゃうっ!!


うひゃうっ!!


「ビ……ビックリしたなぁ。 おどかさないでくださいよ もう。


お前の反応にこっちも驚いたわ…!


「…………って あなた 私のことが 見えるんですか!? 私 とっくに 死んでるんですよ!
キサゴナ遺跡で 会ったときも 私に 気がついていたみたいだし…… まったく ふしぎな人だなぁ。
……そういえば 自己紹介が まだでしたね。 私 リッカの父親の リベルトと もうします。



ああああお父さんだったーーーー!!
まさか渦中の御本人とお話できるとは…幽霊見えるチカラって便利…!
しかし何とものんきそうな人だなぁ。


「はやり病で ポックリいって以来 はや2年……ごらんのとおり いまだに 地上を さまよっています。
ところで あなたは? そうですか くろまめさん……。 ……ん? んんっ!?
くろまめ……くろまめって!? まさか あなたは 守護天使さま……?


「そこ ちょっと 待ったぁ~っ!!




くろまめにぶつかるピンク色の光。

これはもしや……





キターーーーーーーー!!!!





「いったぁーい……。
ちょっとぉ ボケっとしてないで うまく かわしなさいよぅ!






サンディキターーーーーー!!!!

ゴメン左斜め後方からアタックされたらちょっとかわせないwww
ってかサンディの動きに力入れすぎだろ可愛いなおいwww


「……ま それは いいや。 そこのおっさん! あんたの発言 聞きずてならないんですケド!

「は……はあ なんでしょう?

「今 天使とか 言ったよネ? アタシも そう思ったケド いまいち確信が もてないのよネ…
その人には 光る頭のワッカも 背中のつばさも ないのよ! これって 変くね?



そうだねぇ。


「そう言われれば たしかに。 でも 変というなら あなたのほうが… いったい どちら様なのでしょう?


元宿屋の主人らしく、丁寧にしかしズバッと切り返すおっさん。


「フフン……それを 聞いちゃいマス? そうね。 聞かれちゃったら こたえないわけには いかないわね。
聞いて おどろけっ! アタシは なぞの乙女 サンディ。 あの天の箱舟の 運転士よっ!!



乙女のフリガナがおかしいw

しかし、何者かと思えば、天の箱舟の運転士だと……!?
この瞬間「お前が運転してたから箱舟落ちたんじゃねぇの」というツッコミがチラッと頭をかすめたプレイヤーが、
全国に何人かはいるんじゃないかと信じている。


しかし、いきなり天の箱舟がどうとか言われても、おっさんにはさっぱりだぞ。


「は……はあ。


ほら、対応に困ってる。


「……さて このアタシに 名乗らせたんだから あんたも 自分の正体 教えてほしいんですケド?
どう見ても ただの人間なのに 天の箱舟や ユーレーが 見えちゃう あんたは いったい 何者なの?



こっちも聞かれたら答えないとな。
というわけで、かくかくしかじかと説明するくろまめ。


「……ふーん。 それじゃあ あんた あのときの 大地震で 天使界から 落ちてきたんだ。
それで 気がついたら つばさも ワッカも なくして この村にいたワケね。
なーんか 信じらんないんですケド。



一蹴っっ……!!


「つばさや ワッカをなくしたのに たましいを見るチカラは 残ってるって なに その ハンパな状態?


うっさいわこっちだってワケがわからんのんじゃwww


「もし どーしても 天使だって みとめてほしいなら たましいを 昇天させてみなさいっての!
それが できてこその天使よ! ちょうど ユーレーのおっさんも いることだし~。

「ええっ! わ 私ですかぁ? そりゃ 私だって このままで いいとは 思ってませんけど……。

「どーせ なんか ショボい 未練を引きずってるから ユーレーなんか やってんでしょ?
よーし 決まり! このおっさんの 未練を解決してやって 昇天させてやんのよ!
そしたら 天使だって みとめるし 天の箱舟に乗せて くろまめを 天使界まで 送ってあげるわ。
そういうわけで しばらく あんたと いっしょに 行動するんで よろしくね!



ふむ、天使界に連れて帰ってあげると言われたら、ここはどうにかして認めてもらわざるを得ないな。
翼が無いから自分では帰れないし、天使界がどうなったかもすごく気になるし。
巻き込んでゴメンなおっさん。ところでおっさんの未練って何なんだ?


「そうそう。 ついでに あんたの かんさつ記録を つけてあげるわ。
Xボタンを 押すと出てくる 『せんれき』を選ぶか セレクトボタンを 押すかすりゃ オッケーだから。
気が向いたら 見てよね。 ちゅーか 見ないと シメるっ!



わかった、じゃあこれから容赦なくセレクト連打するわ。


「おかしな話に なってきましたな。 ともかく よろしく お願いします。
……えっ? 私のたましいを 地上にしばっている 未練は 何なのかですって?
なんだろう……。 宿屋のうらの高台に埋めた あれかな……?



なんでその重要なとこそんなに曖昧なの…!
ってか何にもなかったけど、やっぱりあの高台意味あったのか。


さっそく高台の茂みをごそごそすると、出てきたのは、


……宿王の、トロフィー?


トロフィーには なんじを 宿王とみとめ これをおくる。 セントシュタイン王……と刻まれている。


あの人の良さそうなおっさん、本当に宿王だったのか…。


*


とりあえずこのトロフィーをリッカの元へ見せに行ってみる。


「あれ どうしたの くろまめ?
その手に持ってる トロフィーは……?

「これ……宿王と みとめるって…… セントシュタインの王さまから うちの父さんに……?
……そんな!? ルイーダさんの話は 本当だったんだ!?
でも だったら どうして 父さんは 宿王の地位をすててまで ウォルロ村に 帰ってきたの?
父さんが 何を考えてたのか 私には サッパリ わかんないよ!



混乱するリッカ。
と、そこへ現れるリッカのおじいちゃん。


「リベルトから くち止めされていたので ずっと だまっていたが…… もう 話してもいいだろう。


やっぱりこの人が全ての事情を知っているのか。


「リッカや……おまえは 自分が 小さいころ 病気がちだったことを おぼえているだろう?
その体質は 母親ゆずりのものじゃ。 本来なら 成長するにしたがって 弱っていき やがて 死にいたる。
実際 おまえの母親も 身体が弱く 若くして 亡くなっておるな。

「でも 私は 元気になったよ。 身体が 弱かったことなんて 忘れてたくらい。

「それは この村の滝の水…… ウォルロの名水を 飲んで 育ったおかげじゃろう。
ウォルロの名水は 身体をじょうぶにし 病気を 遠ざけるというからのう。



と、いうことは……。


「じゃあ……じゃあ 父さんが セントシュタインの宿屋を すてて この村に もどってきたのって……?

「……さよう。 あいつは 自分の夢よりも 娘を助ける道を 選んだのじゃよ。

「私が……父さんの夢を うばったんだ……。

「そう思わせたくなくて あいつは くち止めしていたのじゃろうな。
だが 今の おまえなら この事実を 受けとめることが できると わしは 信じておるぞ。



なるほどなぁ、そういうことだったのか。


「父さんが ときどき見せていた 遠くを見るような表情が じつは ずっと気になっていたんだ……。
……そっか。 父さんは 私のために……。

「ねえ くろまめ。 私 セントシュタインに いくことにするわ。
私に 何ができるか わからないけど ルイーダさんの 申し出を 引きうけてみるよ!



と、いうことでルイーダさんが実力行使することもなく事態は解決へ向かった模様。
いやぁよかったよかった、ルイーダさんが何をしでかすかと気が気じゃなかったからなぁ。


*


部屋を出ると、そこには幽霊リベルトの姿。


「あれ? おっさん 来てたんだ?

「……ええ。 話は すべて 聞いていました。
まさか リッカが 私の夢を ついでくれるなんて…… あの子も 大きくなったものです。
もう 思いのこすことは なにも ありません……。
私が見ていなくても きっと あの子は りっぱに やってゆけるでしょう……。



やっぱり、おっさんの未練ってトロフィーじゃなくて、残してきた一人娘のことだったんだな……。


「どうやら お別れのようですね。 本当に ありがとうございました。 守護天使さま……。


青い光に包まれ、消えていくリベルト。


「……いっちゃったわね。
なかなかやるじゃん! こりゃ あんたのこと 天使だって みとめないわけには いかないか。
約束通り 天の箱舟に乗せて 天使界まで 送ってってあげるわ。 カンシャしなさいよ~。



おぉありがとう、助かるわ。


「ところでさ。 あんた 天使だったら 星のオーラを 回収しなくていいの? そこに 転がってるんですケド……。


床を小突くサンディ。
え……やっぱりそこにあるのか星のオーラ……!
どういうことだ、何も見えないぞ……!?


「……へっ!? あんた 星のオーラ 見えてないの? 見えなくなっちゃったのっ!?
前言テッカイしたいんですケド……。 こんなヤツ 信用していいのかな?



翼や光輪を無くしたのに、幽霊は見えて、でも星のオーラは見えない…ハンパな状態に拍車のかかるくろまめ。
これ一体どうなるんだ、星のオーラが見えないとか致命的じゃないのか。


*


数日後、無事土砂が取り除かれ、峠の道は開通。
そしてリッカちゃんはルイーダさんと共にセントシュタインへ。

別れを惜しむリッカとおじいちゃんの後ろに……何かいるなぁw


「ねえ ニード! ちょっといいかな?

「な……何だよ? 村を出てくヤツが オレに 何の用だってんだ?

「この村の宿屋……ニードが 引きついでくれるんでしょ?
かってな話だけど 私 あの宿屋を 閉じたくなかったから…… ありがとう。 カンシャしてる!

「親父が はたらけ はたらけって うるさいからな。 別に おまえのためじゃねーよ!
……まあ オレが やるからには セントシュタインのなんかより ビッグな宿屋に してやるけどな!

「うん 期待してる。 でも 私だって 負けないんだから!

「おうよ! 受けてたってやんぜ。



おぉ、あの宿屋どうなるのか心配だったけど、そういう話になってたのか。
ニードがんばれよ、潰したら許さんからな。


「くろまめ……あなたには すっごく お世話になっちゃったね。 本当に ありがとう。
でも 父さんが かくしてた トロフィーを どこからか 見つけてきちゃうなんて すごいよね。
くろまめって ふしぎな人。 もしかして 本当に 天使さまだったりして……

「……な~んてね。 あなたも この村を出て 自分の故郷に 帰るんだよね?
もし 途中 セントシュタインに たち寄ることが あったら ぜったい 宿屋に泊まっていってね!



言われなくても。
……しかし、故郷か……帰りたいなぁ。


「それじゃ 行ってきます! みんな 今まで ありがとう!


去っていくリッカとルイーダ。
これにて一件落着。
さて、と……。


「さあ アタシたちも 出発ね。 天の箱舟のある場所 モチ おぼえてんでしょ?


まぁ当然覚えてるけどね、とりあえず、


 はい
>いいえ

「なんで 忘れるかな~? 箱舟があるのは とうげの道よ。 と・う・げ・の・み・ち!



わかったわかった。わかったから出発前に村の中一周させてな。

井戸端の話題は、本当に宿王だったリベルトさんに。
教会の前の女の子にはクエストの説明を受け、まだらくもいとを取って来てと頼まれる。
村長にはお礼を言われ、ニードはさっそく宿屋をやっているけれど…大丈夫なのかこんなに口が悪い主人でw

そして、馬小屋のおじさんは恋に破れ、


「はう~っ 失恋は せつねーなぁ……。


でも彼女はやめておいて正解だったと思うぞ、だって、


「ルイーダさんて なんていうか テンション高いヒトだよね。
このアタシも あれには ついていけなかったんですケド!



あのサンディがひいてるもの。


*


峠の道に到着。天の箱舟は相変わらず静かなまま。


「よーし それじゃ 中に 入るよ。


お、さっきは開かなかった扉が開いた。


「これが 天の箱舟の中よ。 どう? なかなか イケてんでしょ。


おぉ、中まで金色なのか。


「でも できることなら もっと カワイクしたいのよねー。 まだ ちょっと 地味じゃない?
ゴールドの中に きらきらピンクの ラインストーンも ならべてさ。
アタシ色に そめたいワケよ。



それはさぞかし目に痛くなるだろうねぇ。
とりあえず、


「…………。
なによー! さっさと 出発しろって言うの?
わ わかったわよ。 ええ やってやりマスよ!!
ぶっちゃけ アタシも 天使界が どうなったのか 知りたいっぽいしネ。



そうそう、早く帰らんと。


「それじゃ いっくよー。 す す す スウィッチ・オンヌッ!!


しかしながら何の反応も示さない箱舟。
それよりも、その掛け声は何。


「……あーあ。 やっぱ ダメなんですケド。
アタシ的には 天使を乗せれば 動きだすって思ったのに。 なんでかなあ……。



この間はいかにも動かせるような口ぶりだったけど、ははぁ、そっちも箱舟動かなくて困ってたのかw


「あ! あんた あの時 天使のくせに 星のオーラが 見えなかったよネ? それって やばくネ?
きっと そのせいなんですケド!
だいたいさあ 天使のくせに つばさも 頭のわっかも 失うとか ありえなくネ?



そんなこと言われてもなぁ、その辺りの事情はよく分からんから、


 はい
>いいえ

「あれ? もしかして おこった? あんたも おこるんだ? 超うける!
……とか 言ってる場合じゃないか。 アタシも あんまり ヒマこいてると 神さまに おこられるっぽいしネ。



アレ?神さまとお知り合い?


「ああーーーーっっっ 神さま! そうよ! 神さまよ!
こんなことに なってるのに どうして 助けてくれないワケ?
おかしいんですケド……。 もしかして 見つけられない!?



まぁドラクエ界の神さまってだいたい必要な時に助けてくれないものだよねぇ。


「というワケで くろまめ。 アタシらも 道が通じたっていう セントシュタインに むかうわヨ。
いっぱい 人助けをして 星のオーラをだせば それが目印で アタシ的には見つけてもらえると思うの。



ほほう。


「え? なあに? その思いっきり うたがってる顔。 超うける!
んじゃ 方針も きまったことだし さあ いくヨーー!!



うん、何だかんだでサンディはかわいいと思うんだよ。
さて、次はいよいよ一人パーティ脱却か。仲間作るの楽しみだ。


(プレイ時間 03:04)




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