DQ7砂漠過去編セリフメモ（その1）

以下灰色はPS版・3DS版共通のテキスト、赤字はPS版のみ、青字は3DS版のみで見られるテキストのはずですが、確認不足で誤りがあるかもしれません。なお行頭を下げている箇所は会話コマンドでのセリフです。

（サイト掲載：2013.03.23）

【フィールド】

ガボ「うわっ　目にゴミ/砂が入った！　アルス　話はあとでな！　イテテテテテ……。

マリベル「砂　砂　砂ばっか！　こんなとこ　フラフラしてたら　ひからびて　死んじゃうわ。

ガボ「広いなあ……。　ムチャクチャ広いなあ……。　すっげえ！

マリベル「暑～い。　つかれた～。　アルス　あんた　男なんだから　あたしの荷物持ちなさいよ。

＞＞看板

“母なる大河　ナイラ　入り口”　と　書かれている。

【ナイラ河畔】

マリベル「ゲッ！　きったない水～。　おまけにひどく急な流れね。　渡るのも泳ぐのも　ムリそうだわ。

ガボ「これ　海なのか？　川なのか？　なんか　ものすごいことに　なってるぞ！

マリベル「なに　ここ？　これだけ　広いけど……これって川？

ガボ「うひゃ～！　でっけぇ　川だ！！　オイラ　こんなの　見たことないぞ！！

【砂漠の村】

*「とまれ！　何者だ！？　魔物は　村には近づけないはず。
すると　旅人だというのか？
＞はい/＞いいえ
*「どちらにせよ　今は　見知らぬものを　この村に　入れるわけにはいかない。
さあ　出ていってくれ！

【砂漠の城】

＞城・外観

マリベル「ずいぶん広いのに　誰も　人の姿が見えないわね。　まさか　もう全員……？

ガボ「うひゃあ　でっけえ建物だな！　アルスに　肩車してもらっても　てっぺんまで　届かねえな。

マリベル「なんか　ヤな感じ。　アルス　さっさと　ここ　出てきましょうよ。

ガボ「静かだなあ。　ここ　人って　ぜんぜん住んでねえのか？　広いのに　もったいねえな。

＞＞城門・左の柱

アルスは　門に　きざまれた　文字を読んだ！
そこには　砂漠の歴史が　きざまれていた。

＞＞城門・右の柱

アルスは　門に　きざまれた　文字を読んだ！
そこには　代々の　女王の名が　きざまれていた。

＞城内1F

マリベル「荒れてる……。　荒らされてる　って言ったほうが　正しいのかしら？

ガボ「あっちこっち　壊れてんな。　みんなで　ケンカでも　したのかな？
ガボ「あっちこっち　壊れてんな。　やっぱ　これって　魔物のしわざ　だよな？

＞城内B1F

マリベル「ちょっと　何よコレ。　壊れて　血だらけで　何が起きたっていうの？
マリベル「ちょっと　何よコレ。　こんなに　壊れて　何が起きたっていうの？

ガボ「血のニオイが　プンプンする。　あと　魔物のニオイも……。　アルス　気をつけろよ！
ガボ「魔物のニオイが　プンプンする。　アルス　気をつけろよ！

マリベル「ここ　お城だったの？　じゃあ中の人たちは　全員……。

ガボ「みんな　死んじまったのか？　ちくしょう！　誰のしわざだっ！？

＞＞本棚

アルスは　本棚を調べた。
「大いなる　精霊たち」と　書かれた　本がある。
"この　砂漠を守る　大いなるチカラ　それは　大地の精霊である。
"大地の精霊は　つねに　われわれ　砂漠の民を　守り　みちびく。
"砂漠に　生きるものよ。　いかなる時も　大地の精霊への祈りを　忘れるなかれ。

アルスは　本棚を調べた。
「英雄たちの物語」と書かれた　本がある。
"神が　この世を　お作りになってから　たくさんの英雄たちが　あらわれた。
"しかし　中でも　いちばん強く　いちばん賢い　英雄を　選ぶなら　答えは　決まりきっている。
"その名は　英雄メルビン。　世界中　知らぬ者/ものなき　まさに　英雄の中の　英雄であろう。

＞城内B2F

マリベル「ち　ちょっと　アルス　いいかげんにしなさいよ！　また　こんなブキミな所に来て。

ガボ「地面の下って　ひんやりするな。　上は　メチャメチャ暑いのに。　でも　なんかイヤな感じだな。

＞＞石碑

アルスは　目の前の　石碑を　調べた！
アルスは　石碑にきざまれた　文字を　読んだ。
そこには　こう書いてあった……。
"この世に　生きとし生けるもの　まずは　力強きものとなれ。　力強きものは　心やさしきもの。
"そして　長く長く　生きよ。　正しき道を歩めば　長寿は　おのれに　知識をもたらす。
"やがて　生きとし生けるものには　死が　おとずれようが……。
"願わくば　天の神に　召されるよう　正しき道を　歩め。
"さすれば　やがて　その魂は　この世に　ふたたび　命として　よみがえるだろう。

ガボ「よみがえる……生き返るって　ことだよな？　なんか　むつかしいなあ。

マリベル「なあ～に　ワケわかんない事　言ってんのかしらね？
あたしは自分の好きなように　生きてやるわ。　誰に　何を言われようとね。

＞＞地面に落ちている骨

どろに　まみれた　きずだらけの骨だ……。

マリベル「ここ　死体だらけじゃない！　アルス　あんた　なんで　こんな所に連れてくるのよ！

ガボ「骨　ぜんぶ傷だらけだ。　この城の人　みんな　悪いヤツにやられたのか？

！
*「ここで　何をしている！
……墓をあらしに　きたのでは　なさそうだな。
見たことのない　姿。　おまえたちは　旅人か？　おれの　言うことが　わかるか？
＞はい/＞いいえ
*「……この城は　墓場だ。　女王に　見すてられた　砂漠の民の墓。
それを　夜ごと　あらしにくる　魔物がいる。　こらしめて　やらねば　気がすまん。
ジャマだ。　村ならこの先　城より東/南東にある。　おれの名を言えば　入れてくれる。
おれの名は　ハディート。　さっさと　立ち去るがいい。

ハディート「女王め……。　ひとりだけ　逃げ出すなどと……。

マリベル「なによ　アイツ！？　ムカつくわね～っ！！！！！
誰が　墓あらしなんか　するもんですか。　バッカじゃないのっ！

ガボ「やっぱ　お城に悪さしたの　魔物のやつなんだな！　ゆるさねえぞ！

ガボ「アイツ　アルスとおんなじ　強そうな　ニオイがしたぞ！
また　どっかで会えたら　チカラくらべ　してみねえか？　なっ　アルス！

マリベル「女王？　この国は女王さまが　治めてるってわけ？
それにしちゃ　ずいぶん　嫌われてるみたいだわね。　きっと　イヤーな女なのよ。

ガボ「そうか　村か…。　オラ　いってみたいぞ。

マリベル「村は　ここから東/南東ね。　さっさと行きましょ！

【砂漠の村】

（男性）「こうしては……おられぬ。
（門番）「待て！　ムチャだ！！　そんな体で　村の外へ出る気か？
*「女王様……　命にかえて…も　魔物から　お救い…いたします。
*「………………。
！
*「むっ！？　お前たちは…。
なに？　ハディートという若者に　この村のことを　聞いただと？
……ならば　よかろう！　村で　休みたいなら　族長さまに　おねがいするんだな！

マリベル「城で会ったムカつく奴も　この村に住んでるらしいわね。
まっ　もう２度と　会いたくはないけどね。

マリベル「なーんか　年よりばっか。　つっまんない所ねー。

ガボ「あのでっかいツボ　すげえな！　オイラたち全員だって　中に入れそうだぞ！

（門番）「この村の中は　安全だ。　安心するんだな。
村の　まん中にある　大きいツボ。　あのツボの　魔法のチカラが　村に　魔物を　よせつけないんだ。
おかげで　年よりや女ばかりの　この村も　魔物から身を守れる。
大地の精霊さまの　ご加護さ。

マリベル「あんなツボが　ねえ？　なーんか　ウソっぽーい。

ガボ「年よりと　女の人しか　残ってねえって　あとのやつは　どこ行っちまったんだ？

（ネコ）「ふにゃーん

（女性）「うう…ん。　神さま　おたすけを……。
魔物が…また……　どうして　みんな死んで　……うーん。

（道具屋）「この砂漠は　ひどいもんさ　城も　女王さまも　魔物に　やられちまった。
俺も　足の古傷がなきゃ　死んでたか　ナイラの向こうで　はたらかされて　いただろうな。

（老人）「暗い　空じゃ。　もう何日も　おひさまを　見ていない。　きっと神さまが　お怒りなんじゃ。
女王さまと　城のものを　助けもできず　ただ　身をひそめていた　わしらにな。

マリベル「ここも　どうやら封印　されちゃったみたいね。
ま　あたしには　最初から　わかってたけどね。

ガボ「お城の人たち　やっぱ　魔物に　やられちまったのか。　ちっくしょう……！

ガボ「ここでも　魔物のやつ　悪さしてんだな！　ゆるさねえぞ　なっ　アルス！

（女性）「女王さまは　死んじまった。　若い男は　さらわれて　おぞましい魔物の像を作ってる。
神さまも　大地の精霊さまも　なんで　だまって見てるんだい？　どうして　助けてくれないんだ！

マリベル「男の人たちは　魔物の像を　作らされてる……ってことは　まだ　生きてるのね。
でも　魔物の像って　どこよ？

＞＞大きなツボ

アルスは　大きなツボを　調べた！
ツボからは　不思議な力が　感じられる……。

（シャーマン）「ほう……　ほう……。　おぬしらには　不思議な　光を　感じるのう。
おっと！　何も　言わんでいい。　……ほう。　旅のお方　わしに　チカラを　かりたいのでは　ないか？
旅人よ　お前は　神に　何を　望むのだね？

（倉庫に入ろうとして）
（老人）「何をしている！
ここは　立ち入り禁止だ。　さあ　あっちへ　行け。

（同上）「空が　暗くなってから　母なるナイラは　あれくるい　魚を　とることができない。
この地下には　のこり少ない　食べものを　たくわえてある。
族長さまの　ゆるし　なしには　近付くことは　ならぬ。　あっちへ　行っていろ。

（倉庫のカギ入手後）
※3DS版は倉庫のカギがアイテムごと削除された模様

（同上）「何をしている！
……うーん……魔物め。むにゃむにゃ……。

（同上）「むにゃむにゃ……。　だれも……この中へは　入れんぞ……むにゃむにゃ。

＞倉庫B1F

アルスは　ふくろを　あけようとした。
すると……。
（女官）「きゃっ！　だれ？　あなたたち。　魔物の手下じゃ　ないわよね？
魔物の親玉が　若い娘を　よこせって　言ってきたの。
女王さまは　わたしたちに　隠れていろと。そうして　ご自身が身代わりに。
あなたたち　女王さまが　どうなったか　知らない？

マリベル「若い娘を集めて　なぁ～に　しようってのよ？　魔物のくせに　いやらしいわね。

ガボ「女王さまって　えらい人だな。　ねえちゃんたちを　かばって　悪者に　つかまったなんて。
でも　お城で会ったヤツは　女王さまが　悪いって　言ってたよな。なんでだ？

（同上）「強い　兵士長も　魔物に　やつざきにされた。
なのに　女王さまは　武器ももたず　魔物の親玉に　会いにいった。
ああ　女王さま　どうぞ　ごぶじで！

（女官）「外から　来たの？　教えて。お城のようすは？　女王さまは？　知らない？
そう。あなたたちは　旅の人なのね。ごめんなさい。　わからないわよね。
みんな……　無事で　いるといいけど。

マリベル「この人　お城がどうなったか　知らないんだ……。
アルス　ぜったい　だまってなさいよ。　あんた　口が軽いんだから。

ガボ「お城だってさ　もしかしたら　生きてる人も……。
ううん。やっぱ　ムリだよな。　みんな　かわいそうに。

（同上）「女王さまは　魔物の親玉と　話をつけてくるって　言ってたけど。
今　魔物が　おそってきたら　どうしたらいいの？　戦える兵士は　もういない。
女王さま……　おねがい　はやく　帰ってきて。

（女官）「だれ？　あなたたち。　まだ　若い人たちが　のこっていたなんて。
砂漠の民の　若い男たちは　遠い　ナイラのむこうで　魔物の像を　作っているはず。
いったい　どこから　やってきたの？

（同上）「ナイラ河のむこう　われら砂漠の民の　聖なる大地。
大地の精霊さまの像を　魔物たちは　おぞましい　魔王の像に　作りかえろと。
若い男たちは　みんな　そのために　働いているはず。　ああ　かわいそうに……。

＞族長宅1F

（女性）「あちらに　いらっしゃるのが　族長の　ザラシュトロさまです。

マリベル「ザラシュトロ？？？　ヘンな名前ー。
まあ　名前っていえば　アルスだって　負けちゃ　いないけどさ。
なーに　その顔？　ほめてやってるんだから　ありがたく　思いなさいよ。

マリベル「ザラシュトロ？　言いにくい名前よねー。

ガボ「おっ　族長さん　いるぞ！　行こうぜ　アルス！

＞＞石像

神秘的な　石像が　かざられている。
清らかな　ほほえみを　たたえた　女性の像だ。

族長「こんな時に　旅人とはな。　ふうむ。　城で会った男に　この村のことを聞いたと？
……ゴホッ　ゴホッ！
これは　失礼した。　どうも　近ごろ　体の調子が　おかしくての。
それでも　生きているだけ　わしは　幸せものじゃ。
しかし　まだ城に魔物が……。　なんということじゃ。
お疲れじゃろう。　今夜は　わしの家へ　泊まって行くといい。
２階の　むすこの部屋を　使いなされ。

ガボ「ふ～っ　ようやく休めるぞ！　アルス！　はやく2階行こうぜ！

マリベル「あたし　もう　クタクタ！　タダで　泊めてくれるんだから　ありがたく　泊まりましょうよ。

（女性）「２階に上がって　すぐのお部屋を　ご自由に　お使いください。
次の族長さまの　お部屋ですが　しばらく前に　出てったきり　戻ってこないんですよ。
しかしまあ　ほんとに　どこで何を　してなさるやら。

＞族長宅2F

（族長妻）「うつら……　うつら……
ハディート！
あらあら　寝ぼけちゃって。　いえ　息子の夢を　見てましてね。
お客さま？　ごめんなさいね。　体が悪いものですから。　きちんと　ごあいさつできなくて。

（同上）「息子の　ハディートは　ずいぶん前に　村を　出ていったきり。
今度　いつ魔物が　せめてくるかも　しれないと　思うと　心細くってねえ。
村で　生き残った　若い男は　あの子　だけなのに。　どこでどうして　いるやらねえ。

マリベル「ここの家の　息子も　キーファみたいに　フラフラしてるってワケね。
あいつ　元気かなあ？　……べ　べつに　さみしいわけじゃ　ないわよっ！！

マリベル「さっき会った　ハディートって　族長の　息子ってわけね。
まったく……　族長の　息子が　フラフラと　なにしてるのかしらね。

ガボ「オイラ　つかれたよ～。　アルス　早く休もうぜ～。

＞＞寝床

ベッドがある……。　ここで　休んでいきますか？

＜翌朝＞

（女性）「おはようございます。
族長さまが　お話が　あるそうで。　下で　お待ちかねですわ。

＞族長宅1F

族長「お目覚めか　お客人。

（※以下3DS版では族長の前までオートで移動するためカット）

（家の外に出ようとして）
族長「すこしばかり　お客人に　話が　ありましてな。
もうしわけないが　こちらへ　来ていただけぬか。

族長「フム…お客人　よく眠れたかな？
外のようすで　おわかりだろう。　しばらく前　この砂漠に　魔物が　せめてきたんじゃ。
われら砂漠の民は　ちょうど　大地の精霊の像を　作っていた。　やつらは　そこに目をつけた。
像を　魔王像に作りかえろ　さもなくば　みな殺しだという。
仕方なし　われらは　したがった。
じゃが　やつらは　そのうえ娘たちを　毎年　ひとりずつ　差し出せと言うのだ！
女王さまは　ご自分が　娘たちの　身代わりになると　魔物のもとへ　……それっきり　戻って来ない。
そのあと　すぐに　お日さまが　かくれ　砂漠は　暗闇に。
今は　住むものもない城に　魔物があらわれ　むくろを　もてあそんで　いるようだが……。
追い払って　やろうにも　村には　戦えるものは　もう　残っては　おらぬ。
……さあ　旅の方　この砂漠から　立ち去るがよい。
ひとり　ふたりの　ちからでは　どうにもならん。　城には　近づかんことじゃ。

マリベル「女王さま　ねえ？　ホントに助けるだけの価値が　ある女なのかしら。
まあ　封印に関係してる　みたいだから　放っておくわけにも　いかないけど。

マリベル「砂漠から　立ち去れって　言われてもねぇ……。
とりあえず　お城にいる　魔物を何とかすれば　女王さまの　手がかりが　つかめるかしら？

ガボ「魔王ってやつ　人をおどして　言うこときかせようなんて　ひきょうだぞ！
どんだけ強えのか　知らねえけど　オイラ　魔王のやつ　大ッキライだ！

マリベル「神の像を　魔王像に？　でも　その魔王って何なの？
今までの旅で　会った　魔物たちよりも　ずっと　強いやつが　いるってこと？
アルス！　あんたも　気をひきしめて　いきなさいよ。　大変なことに　なってきたわ。

ガボ「じっちゃんや　ばあちゃんに　ムリさせるわけに　いかねえ。　アルス　お城へ行こう！
んで　お城の魔物のやつを　オイラたちで　コテンパンに　やっつけてやるんだ！

族長「女王さまの　ゆくえも知れず　城も　ほろぼされたというのに　わしらだけが　生き恥をさらす。
なかまの　むくろを　魔物が　はずかしめようとも/魔物が　城を　荒らそうとも　としよりには　何もできぬ。
城の魔物は　強い。　旅人よ　はやく　この砂漠から　立ち去ることじゃ。
まちがっても　城に　もう一度　行こうなどとは　考えんようにな。

＞族長宅2F

（女性）「そうそう　族長さまから　ことづかって　おります。
村には　宿がありませんので　この部屋でよければ　いつでも　お使いくださいとのことです。

＞村・屋外

マリベル「とりあえずは　お城に行って　魔物を退治しましょ！

ガボ「もしかしたら　またお城で　ハディートの　にいちゃんとも　会えるかもしんねえな。

【PS版：ナイラの河辺/3DS版：フィールド】

マリベル「お城の魔物なんて　どーせ　大したことないやつに　決まってるわ！
でも　万一ってこともあるから　危なくなったら　命にかけても　あたしのこと　守りなさいよ。

ガボ「アルスっ！　早く！　早く　お城に行こうぜっ！
お城の魔物のやつ　絶対　コテンパンに　やっつけるんだ！

【砂漠の城】

＞城内1F

マリベル「なんとなく　イヤな気配が　するわね……。　アルス　気をつけるのよ。

ガボ「きのう　来たときより　魔物のニオイが　強くなってる。　よーく探して　やっつけようぜ！

＞城内B1F

マリベル「も　もしもの時は　あたしは　お先に　失礼するからね。
あんたは男の子なんだから　あたしが　逃げきるまで　ちゃーんと　戦いなさいよ！

マリベル「も　もしもの時は　あんたが　あたしを　ちゃんと　守りなさいよね！

ガボ「足跡を　たどってけば　きっと　魔物をつかまえられるぞ！
んで　やっつけてやるんだ！

＞城内B2F

*「おやあ？　気のせいか？　生き/活きのいい　ニンゲンの　ニオイが　するなぁ。

マリベル「あいつが　悪者ね。　アルス！　さあ　ちょっとは　カッコいいとこ　見せてよね！

ガボ「よおっし　見つけたぞ！　アルスっ　あいつ　やっつけるぞっ！

どろに　まみれた　きずだらけの骨のようだ……。
どろに　まみれた　きずだらけの骨だ……。

！
*「なんだぁ！？
こりゃあ　たまげた。　まだ　生き残りがいたとはね。　へっへっへ　うれしいねえ。
たまにゃあ　生きてるのを　いたぶらなくっちゃな！

！
ハディート「とうとう　見つけたぞ！　われらが　同胞を汚すもの！
やつざきにしても　気がすまん……？
！
ハディート「おまえたちは！
何をしている！　この城へは　近づくなと　言ったはずだ！

*「おやまあ　今日はいい日だあ。　まぁた　おもちゃが　増えた。
ホラ　来いよぉ！　まとめて　かかってきな！

ハディート「だまれ！
こいつを　片づけるぞ　ジャマだけは　するなよ！

＜ボーンライダー戦＞

マリベル「あいつ！　死んだ人を　いたぶるなんて　サイテーよ！　アルス　行くわよっ！

ガボ「アレが　悪いヤツだな。　よおっし　アルス！　オラたちで　やっつけちまおうぜ！

ハディート「あいつだけは　許せない。　絶対に　倒してやる。

＜戦闘終了後＞

（※全滅してもそのままイベント進行）

*「ま…まてよぉ！　オレを　殺していいのかあ？
ハディート「いまさら　命ごいか。　何のつもりだ？
*「ほら！　ほら見ろ！　この首かざりが　何だか　わかるだろぉ？！
おまえらの　女王さまが　くれたのよ。　オレは　女王さまの　お気に入りだぜ？
おまえら　この首かざりの　持ち主の　言うことは　なぁんでも　聞くんだろ？
ハディート「……話は　それで　終わりか？
*「おい！　おい！　なんだよぉ！　話が　ちがうじゃねえかっ！？　待てってば……。

（魔物にとどめを刺すハディート）

ハディート「この　首かざりは　たしかに　王家のもの。　それを　魔物に　くれてやっただと！
ケガを　したようだな。　ひとまずは　手当てをしてやる。

ハディートは　アルスたちに　やくそうを　使った！

ハディート「危ないから　城にちかづくなと　あれほど　言ったろう！　この　バカものどもが。
砂漠の民の　問題に　いらぬ　おせっかいを！　……まあいい。　いちおう礼は言う。
さあ　村まで　送ろう。　おれに　ついてこい。

（※以下3DS版ではオートでイベントが進行するためカット）

マリベル「女王さまって　いい人なの？　悪い人なの？　どうなってるのよ。　アルスは　いい人だと思う？
＞はい
マリベル「あんたって　ほーんと　お人よしよね！

マリベル「女王さまって　いい人なの？　悪い人なの？　どうなってるのよ。　アルスは　いい人だと思う？
＞いいえ
マリベル「やっぱりね。　首かざりの件といい　なんか　女王って　うさんくさいわよね。

ガボ「やっぱ　あいつ　アルスと　同じくらい　強かったな！
へへっ　オイラだって　負けちゃいないけどなっ！

マリベル「いろんなことが　起こって　頭が　ぐちゃぐちゃよ。
とりあえず　城の魔物は　アイツが退治しちゃったけど……。　なんかアイツ　ムカつくのよね。

＞城内1F

（建物の外に出ようとして）
城の外は　はげしい　砂嵐で　前が　見えない。
今は　外へ出ないほうが　よさそうだ。

ハディート「困ったな……。
外は　ひどい嵐だ。　こうなっては　待つよりほかに　方法はない。
ふむ。どうせなら……。
よし！　地下へもどるぞ！

＞城内B2F

ハディート「待っているあいだ　どうせ　することがないだろう。
墓を　つくるのを　手伝っていけ。
おせっかいな　お前たちだ。　文句は　なかろう？

ガボ「よいしょ　よいしょ。　そーっと　運ばなきゃ　キズついちまうぞ！

マリベル「なんで　あたしが　こんなこと　しなきゃ　ならないのよ！
穴ほりなんて　男の　仕事でしょっ！？
ハディート「穴ほりが　イヤなら　死体はこびと　代わっても　いいんだぞ？
マリベル「わかったわよ！　やれば　いいんでしょ。

ハディート「そういえば　お前たち。　まだ　名前を聞いていなかったな。
マリベル「今ごろ　おそいわよ！
……まあいいわ。　あたしは　マリベル。
ガボ「オイラ　ガボだ！　よろしくな！
アルスは　ハディートに　自己紹介を　した。
ハディート「そうか。　……ふむ。　ずいぶん長い旅を　してきたようだな。
この　砂漠のほかにも　魔物に　苦しめられている人々が　いるとはな。
だが　民の苦しみは　魔物のせい　だけではない。　女王が……。
魔物が　言っていただろう。　女王は　命ごいのため　首かざりを　さしだしたと。
自らの民を　見捨て　おのれだけ　助かろうと……。　いや……　明日　話そう。
疲れたろう。　すこし　休むといい。　おれが　見はっている。

すべての　なきがらは　てあつく　墓に　とむらわれた。
そして……

ハディート「目がさめたか。
つい　この間までは　この城も　りっぱな　城だった。
砂漠には　昔から　魔物がいたが　大した数ではない。
……ところが　女王は　魔物を　砂漠から　追い払うため　精霊の像を　作ると　言い出した。
男たちは　けんめいに　働き　大地の精霊の像を作った。
それが魔物の王に　目をつけられた。
砂漠は　闇にとざされ　多くの同胞が　いのちを落とした。　精霊の像を　守ろうとして。
砂漠の民ならば　精霊に　たよらずとも　自らの腕で　魔物ぐらい　たおせるはず。
城が　ほろぼされ　仲間たちが　死んだのは　女王が　あの像を作ろうとしたからだ。
……こんなことを　言うのは　村でも　おれひとり　だがな。
……外が　だいぶ　静かになったな。
よし！　村へ戻るぞ！

ガボ「女王さまって　魔物の仲間に　なっちまったのか？　ひっでえなあ～。

マリベル「神さまの像を　作ったのが　封印のきっかけになったなんて　皮肉な話よね。
ハディートの　言うことを　信じるのも　シャクだし　女王は　うさんくさいし……
やだやだ　めんどくさい。　あんた　適当に考えてよ。　あたしは　もう　パス！

マリベル「精霊さまの像を　作ったのが　封印のきっかけになったなんて　皮肉な話よね。

＞＞墓碑

できあがったばかりの　墓がある。

アルスは　目の前の墓を　ながめた。
墓には　亡くなった者への　心のこもった　メッセージが　きざまれているようだ……。

＞城外観

マリベル「もう　ここにいても　意味はないでしょ。
ハディートの言うとおり　村に　行きましょ。

ガボ「なあ　アルス。　オイラ　夕べは大した物　食ってなくて　さすがに　ハラ減ったぞ。

【フィールド・砂漠の村前】

ハディート「遅いぞ　おまえたち。
さあ　村へ戻ろう。

【砂漠の村】

（門番）「……まさか！
！
生きていた……。
ハディートさまだー！　みんな　ハディートさまが　生きて　帰ったぞー！

マリベル「ふ～～ん。　さすがに　族長の息子だけあって　みんなから　頼りにされてるみたいね。

ガボ「ハディートのにいちゃんが　戻ったことで　少しだけ　村に　活気が　出てきたぞ。

（門番）「ハディートさまさえ　帰ってくりゃあ　もう安心だ。　いやあ　よかったよかった。

（道具屋）「ハディートさまは　きっと　戻ってくるって　信じてたよ！
ティラノスで　魔物のねじろに　なぐりこむ時のために　武器も薬も　用意しといたぜ！

（女性）「ティラノスは　無事に　見つかったのかしら。　それに　女王さまは？
悪魔の像を　作らされてる　うちの息子は？　若長さまに　話を聞かなきゃ！

マリベル「ティラノスって　何？　ハディートって　それを　さがしてたの？

ガボ「ティラノスって　何だ？　生き物なのか　それ？

（老人）「ハディートさま　よう　生きて帰られた。
はて……。　ずいぶんと　けわしい　顔を　なさっておいでじゃが……
神の竜　ティラノスは　われらが呼び声にも　応えなかったというのか？

（ネコ）「ふにゃーん

（老人）「おお……　おお……　ようやっと　お戻りじゃ。
この広い砂漠　はるかなる　ナイラの流れ。
たった　おひとりで　いにしえの竜を探し出すとは　さぞや　お疲れでしょうなあ。

（女性）「本当に　本物の　ハディートさまかい！？
あたしゃ　もう　魔物に　頭から食われて　死んじまったとばかり……。
でも……でも　帰ってきたんだねえ。/帰ってきたんだねぇ。

（シャーマン）「希望のひとつは　やぶれ　あらたな希望は　うたがいの　うちに　ある。
予感がする……　ほう。

＞族長宅

ハディート「父ザラシュトロ！　偉大なる　砂漠の民の族長よ！
息子　ハディートが　話がある！　いずこに　おられるか！？

族長「ひさしぶり　じゃな。　この村は　なんとか　死人も出ず　もちこたえておる。
空が　暗くなって　ひさしい。　女王さまの　ゆくえも知れず　村人も　不安をつのらせておる。
いまや　希望は　おまえだけ。　どうじゃ？　ナイラの流れに　いにしえの竜は見いだせたか？
ナイラに眠る　神の竜　ティラノスの力を借り　悪しき　魔物を……。
ハディート「……ティラノスは　まだ　見つからん。
族長「なに？
ハディート「城に　魔物があらわれ　地下のむくろを　荒らしていた　そのことは　ご存知だろう。
魔物は　こらしめた。　旅人たちの　加勢もあってな。　ついでに　墓も　たてておいた。
族長「おお……　なんという。　旅の方　みなを　代表して　感謝させて　いただきますぞ。
ハディート「話は　これからだ。　魔物は　これを　持っていた。
族長「この輝きは　まさか……！
ハディート「そうだ。　女王が　先代より受けついだ　砂漠の王者たるあかし。
こともあろうに　女王は　それを　命ごいのため　魔物に　くれてやったのだ！
あれが　女王になってから　すべての　わざわいは始まった！　これが　そのあかし。
おれの　言ったように　精霊の像なぞ　作らなければ　魔物も　やってこなかったのだ！
族長「むう……。

（※以下3DS版ではオートでイベントが進行するためカット）

マリベル「あいつ　イヤミな性格だから　村の嫌われ者だと思ってたけど　けっこう　したわれてるのね。

ガボ「ティラノスって　何だ？　ナイラに眠ってるってからには　生きてるのか　それ？

ガボ「神さまの像を作ったら　魔物が　いなくなるってなら　いいことだよな。
じっちゃんや　ばあちゃんじゃ　たしかに　魔物と戦うのは　ムリだもんなあ。

マリベル「あの　首かざり　そんなに大切なものだったんだ。　……もらっとけばよかった。

（女性）「まさか　そんなこと　あるわけ　ありませんよ！
でも　ハディートさまが　ウソをつく　はずがないし……。

族長「われら砂漠の民は　いにしえより　大地の精霊と　ともに　生きてきた。
さまざまな　姿を持ち　魔をしりぞけ　砂漠を守る　大いなる　チカラ。
精霊像が　完成すれば　魔物たちは　砂漠から　いなくなるはずだったのだ。

（2階に上がろうとして）
族長「お疲れとは思うが　お客人　今しばらく　この場に　いてくださらぬか。

＞族長宅・外

*「おい！　よく聞こえないよ。
*「押さないでよ！　ちょっと！
村人が　家のまわりを　とりかこんでいる。
外へは　出られそうにない。

＞族長宅

ハディート「この　首かざりは　代々の王や　女王に　うけつがれて　きたものだ。
砂漠の　王者のしるし。　こともあろうに　それを　魔物に　くれてやっただと！？
おれは　あんなやつが　女王だなどとは　認めん。　すべては　やつのせいなんだ。

*「おまち！　ハディートや。
ハディート「母上か？　顔色が　すぐれないようだが　どこか　体を……。
*「そう。　としよりや　病人は　歩くことさえ　ままならぬ。　わたしが　いい見本です。
そのうえ　魔物が出ては　われら　弱いものは　村から　一歩も出られぬ。
女王陛下は　われわれ　女や子供　としより　病人のため　精霊の像を　つくられた。
われら弱きものも　安心して　砂漠で　生きられるよう。　魔物を　滅ぼす像を。
そのお方を　悪く言うなどとは！　……ゲホッ　ゲホッ！
*「おくさま！
*「ハディートや　まこと　強きものは　心　やさしきもの。
ゆめゆめ　忘れずに……。

（※以下3DS版ではオートでイベントが進行するためカット）

族長「しかし　まこと　この首かざりを　魔物が　持っていたというのなら……。
ううむ。　どういうことだ。

（2階に上がろうとして）
ハディート「どこへ行く？　母の心配なら　無用だ。

ハディート「精霊像は　弱いもの者のため？　それが真実だとしても　魔物に　命ごいをしたのは　たしかだ。
おれには　女王は　信用できん。　おまえたちも　はっきり　聞いただろう？
族長「おや？　宝石の下に　何か　はさんで　あるような……。
ふむ　なかなか　とれないな。
むむ　ひっかかって　うまく　はずれない。　……むーん！
おお！　はずれたぞ！　……なんだ　この　折りたたんだ　紙は？
！
族長「これは！
ハディート「どうしました！？
族長「………………。
ハディート「何ですか　それは？　何が　書いてあるのです！？
族長「神よ……　女王さまに　ご加護を……。
ハディート「父上！
族長「読みたいなら　おまえが　読むといい。

（※以下3DS版ではオートでイベントが進行するためカット）

＞族長宅・外

*「あー　老眼じゃあ　見えんのう。
*「押さないでってば！
村人が　家のまわりを　とりかこんでいる。　外へは　出られそうにない。

＞族長宅

（2階に上がろうとしてor話しかけて）
族長「あなたがたも　読んで　行くといい。
まことのことが　知りたいのなら　な。

マリベル「あの紙　何なのかしら？　アルス！　ハディートから　かっぱらって　読んでみなさいよ。

ガボ「うまいこと　かくしたよなっ。　きっと　ヒミツの手紙だぞ！　何が書いてあるんだろ？

ハディート「なに……　親愛なる　わが　砂漠の民よ　か。　ふん　しらじらしい。
ハディートは　女王の手紙を　ゆっくりと　読みあげた。
"親愛なる　我が砂漠の民よ　みな　無事でありましょうか。　わたくしは　変わりありません。
"いまいましいことに　こちらでは　とうとう　魔物の像が　完成して　しまいました。
"空が暗く　河も荒れ狂うように　なったのは　魔王の像のせいだと　魔物たちが　言っています。
"魔物の数も　増えたようです。　魚や鳥はとれますか。　ひもじい思いを　していませんか。
"今のところ　集められた男たちは　無事のようですが　いつ　用ずみとされるのか…。
"男たちが　殺される前に　わたくしは　魔王の像の秘密を　探ろうと　思います。
"もし　河を元に戻せれば　逃げ出すのは　たやすいこと。　宝石で　見はりは手なずけました。
"城へ　よく行くという魔物に　首飾りに　かくして　あずけた　この手紙。
"あなたがたに　届くことを　祈っています。　わたくしは　ご心配なく。
"愛する　砂漠の民へ。　……女王　フェデル。　
ハディート「………………。
父　ザラシュトロ！　おれは　もう一度　村を出る！
かならず　いにしえの竜を　探しだし　ナイラをさかのぼって　女王に　直接　会うのだ！
族長「行くがよい。　おまえに　大地の精霊の加護が　あらんことを。
ハディート「感謝する！

ハディート「むっ！？　村中で　立ち聞きしていたのか！？
ええい　ジャマだ　どけ！

ガボ「女王さま　いいやつだったのか。　オイラたちも　助けに行こうぜ！
でも　ナイラ河　どうやって　渡ればいいんだ？　困ったなあ……。

マリベル「女王さまは　無事みたいね。　あいつに先こされるの　シャクだから　あたしたちも　急ぐわよ！

マリベル「まったく　いそがしいヤツ。　なんでも大声だしゃいいって　モンじゃ　ないわよね。

＞族長宅2F（さばくのお守り入手前）

（女性）「おくさま　起きたりして　だいじょうぶ　なのかしら？
族長さまも　おかげんが悪いし　ハディートさま　はやく　帰ってきて　くれないかねえ。

（族長妻）「神さま　どうぞ　あの子を　お守りくださいまし……。
あらまあ　みなさん。　息子が　お世話になりまして。　ありがとうございました。

＞村・屋外（さばくのお守り入手前）

（女性）「まったく　ハディートさまは　声が　大きいんだよ。　ああ　心臓に悪いったら。

（老人）「そうか　そうか。　女王さまは　生きておいでか。
神さまも　まだ　わしらを　お見捨てでは　ないようじゃの。

（女性）「ふふふ　うちの息子　生きてるんだね！
あたしも　元気が　わいてきたよ！

（ネコ）「ふにゃーん

（道具屋）「ハディートさまが　女王さまを　うたがって　おいでとは。
でも　ごかいもとけた！　うまく　竜が見つかると　いいけどな。

（門番）「ハディートさまさえ　かえってくりゃあ　もう安心だ。　いやあ　よかったよかった。

（老人）「いかん！　地下の見はりを　忘れておった！
しかし……　女王さま　そんなにまで　わしらのことを。

＞族長宅

族長「まったく……　いそがしい息子じゃ。
さて　どうやら　城の　魔物を　こらしめる　手伝いを　なさったとか。
感謝　いたしますぞ。　これで　同胞も　安らかに　眠れる。
みなさまの　やさしき心に　砂漠の民を　代表して　お礼を　さしあげよう。
アルスは　さばくのお守りを　お礼に　もらった！
族長「砂漠の民に伝わる　大事な　お守りじゃ。
それを　見せれば　砂漠の民は　あなたがたに　かならず　協力する。
天の国の　仲間にかわり　お礼を。　あなたがたの　旅に　神のご加護が　あらんことを。

ガボ「ほえ～　砂漠のお守りねえ。　いいモンもらったなっ！
お城の　魔物やっつけて　よかったよな！

マリベル「ちょっと　ちょっと！　なんだか　すごい物　もらったみたいじゃない。
でも　あんたに　預けといて大丈夫かしら？　なくしたら　しょうちしないわよ。

【ナイラの河辺】

ガボ「ここに　ティラノスがいるのか？　なあなあ　早く　周りを　さがしてみようぜ！