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以下灰色はPS版・3DS版共通のテキスト、赤字はPS版のみ、青字は3DS版のみで見られるテキストのはずですが、確認不足で誤りがあるかもしれません。なお行頭を下げている箇所は会話コマンドでのセリフです。

(サイト掲載:2013.11.11)

【フィールド】

ガボ「オイラ ついてきたのが サイードで ホント よかったと思うぞ。
正直 あの3人だと オイラ 守りきる 自信がないからな。

アイラ「ねえ サイード。
さっき 族長になる気はないって 言ってたけど やっぱり あなたが 族長になる方が いいんじゃない?
サイード「オレは いつか 砂漠を出て 世界中を 旅したいんだ。
だから オレは 族長には なれないよ。

マリベル「これで 大地の精霊復活への 手がかりに 一歩近づいたのね。
神殿の 魔物も 退治したし 後は 大地の精霊を 復活させるだけよね。

サイード「お前たちの おかげで 神殿を荒らした 魔物を 退治することが出来た。
砂漠に住む 全ての民を 代表して 礼を 言わせてもらいたい。

【大地の精霊像】

>精霊像外観

マリベル「この大きな像の どこかに 王家のカギで 開く扉がある。 さて それは どこでしょう?

アイラ「大地の精霊の像 なんだもの 精霊の手がかりも きっとあるわ。 そのカギで開く 扉のむこうに……。

ガボ「このでっかい像も 王家のカギも ハディートが 作ったのか。 あいつ 準備いいよなあ。
ところで アルス。 そのカギ どこで使えばいいんだ?

サイード「かつて王によって かたく 閉ざされた扉を 何百年ぶりかに われわれが 開くんだ。
なんとも 胸 おどる話だ。 なあ アルス!

>精霊像1F

(男性)「よく じいさんから 聞かされたよ。 この像の話。
正しい魂は 天にめされた後 ふたたび よみがえる。
ヘビが 皮をぬぎすて 新しい姿になるように 生まれかわるのだ……ってね。
えっ? ほかのいいつたえは 知らないのかって? そうだなあ お城の神殿の人なら……。

(女官)「旅の方 大地の精霊の像へ ようこそ。
この像は 大地の精霊さまの姿の ひとつであると言われています。
大地の精霊さまは さまざまな お姿で あらわれると 伝えられています。
この像の姿は 魔物と 戦うための姿とか。

>精霊像3F

学者「ぶつぶつ……ぐう。 ぶつぶつ……すぴー。
どうやら 眠っているようだ。

ガボ「なんだよ じっちゃん 寝ちゃってんのか? カゼひくぞ もう……。

>精霊像1F

(女官)「もうしわけございませんが この先へ お通しすることは……。
(女官)「なんと! 王家のカギを!? ……そうですか わかりました。
この像を 再建した王より 伝えられし 扉の開かるる 時……。
天に定められし 時が 今 この時なんですね。
お通りなさい そうして 長い長いあいだ とざされた扉を その 王家のカギで 開いてください。
さあ どうぞ!

マリベル「いよいよ 扉が開くのね。 アルス もったいぶってないで 早くしてよ!

サイード「アルス さあ 早く 王家のカギで 扉を開くんだ。
あの扉も そのカギも おまえを 長い間 待っていた。 さあ 早く 扉を!

アイラ「本当に 王家のカギで あの扉が 開くのかしら?
扉が 開いたとして その向こうには 何があるの? アルス 早く 開けてみせて。

ガボ「扉が開いたとたんに いきなり 魔物が ワー! とかって おそってきちゃったら どうする?
へへっ まあ 何があっても オイラに まかせとけば安心さ!

(女官)「王家のカギは 精霊へのカギ。 いにしえより そう 伝えられております。

アルスは 王家のカギをつかった!
扉は 大きな音をたてて ゆっくりと ひらいた!

マリベル「開いた……!

サイード「この先 いったいどこに 続いているんだ?

>精霊像扉奥

サイード「アルス あのタイルには 文字が きざまれているようだ。 近くにいって しらべてみよう。

ガボ「ホントだ 床に なんか 書いてあるぞ。 アルス 見に行ってみようぜ!

アルスは 足もとを しらべた!
そこには ふしぎな文字で こう かいてあった……。
”その目は いかなる闇をも 明るく てらしだす。

サイード「あの文字 あの内容。 たぶん いにしえより伝わる ものだろうな。

アイラ「きっと この言葉は 重要な 手がかりのはずだわ。 アルス おぼえておいてね。

ガボ「また なんか わかんねえ事 書いてあんなあ……。 オイラ 頭いたくなってきた。

マリベル「ははーん わかったわ。 アルス あんたは? よーく 考えてみなさい。

”口は かたく閉ざされ 時のみが それを開く。

”耳は ふたごにわけた 心から うまれた。

”鼻は この世のだれよりも高く だれよりも 低きに。


サイード「……どうも 気になるな。 よし ちょっと待ってくれ。
…………。
よし! タイルにかかれた 文章は 紙に 書きとめておいた。
この先 タイルの文章を もういちど 確かめたくなったら いつでも おれに 聞いてくれ。
さあ 行こうか アルス。

サイード「あのタイルの文章を もう一度 たしかめたいのか?
>いいえ
そうか。 その気になったら いつでも おれに 声をかけてくれ。

>はい
サイード「わかった。 あのタイルの上には……。
その目は いかなる闇をも 明るく てらしだす。
口は かたく閉ざされ 時のみが それを開く。
耳は ふたごにわけた 心から うまれた。
鼻は この世の だれよりも高く だれよりも 低きに。
……と 書いてあった。 大地の精霊の顔を さがす 手がかりになると いいのだが。

>精霊像1F

ガボ「アルス なんか 忘れ物か? なあ 早く 扉の向こうに 行ってみようぜ!

マリベル「扉は 開いたのよ? こんなとこで ウロウロするより さっさと中に 入りましょうよ。

【砂漠の村】

マリベル「ちょっと アルス!? まさか おじけづいたんじゃ ないでしょうね?
精霊の 顔の 手がかりは 大地の精霊の像の中よ。 早く 戻りましょうよ。

アイラ「大地の精霊像の 奥には 何が待っているか わからない。 たしかに 準備は必要ね。

【砂漠のオアシス】

マリベル「まあ あのおじいさんに 相談してみるのも 悪くないけど。
男だったら ごちゃごちゃ 考えるより 行動するほうが かっこいいと思うわ。

ガボ「じいちゃん そろそろ 歌のつづき 思い出してねえかな?

(シャーマン)「おお おまえたちか。 わたしのほうは サッパリだ。 まったく つづきがおもいだせん。
なんと 歌のつづきを みつけたというのか!? なになに……。
アルスたちは シャーマンに 大地の精霊の像でみつけた なぞのことばを おしえた!
*「フム…… ざんねんじゃが どうもそれは 精霊を呼ぶ歌では ないようだな。
だが まったくのハズレでもない 砂漠にふく風が わしに そう言っておる。……フウム。
そういえば むかし 大地の精霊の顔は なにかに 封印されたと 聞いたことがある。
大地の精霊の顔を 封じこめた 何か…… その何かを しめしているのではないかな?
フウム。 もういちど 大地の精霊の像へ 行ってみたら どうだね?

(同上)「おまえたちが みつけたのは 大地の精霊を 呼ぶ歌ではないようだな。
むかし 大地の精霊の顔は なにかに封印されたと 聞いたことがある。
大地の精霊の顔を 封じこめた 何か…… その何かを しめしているのではないかな?
フウム。 もういちど 大地の精霊の像へ 行ってみたら どうだね?

【大地の精霊像】

>精霊像B1F

ガボ「やっぱ 地下ってのは ひやーっと すずしくていいな!

マリベル「なんか ブキミねえ……。 どこまで 続いてるのかしら?

>精霊像B2F

マリベル「砂漠の下に 水ですって? 信じられないわ!

【地底ピラミッド】

>外観

アイラ「砂漠の下に 湖が? それに あの建物は いったい……。 どうなってるの?

マリベル「見て! アルス! この下 湖になってるわ。 もし 落ちたら…… ごくっ。

ガボ「やっぱ 入り口んとこみたいにさ どっかに 文字で書いてあんのかな? それとも絵が書いてあるのかな?

>内部

アイラ「気をつけて アルス。 この先 何が待っているか わからないわよ。

マリベル「さて 中に入ったはいいけど 精霊サマの顔が わかるものは どこに あるのかしら?

ガボ「なあなあ アルス。 ホントに こんな所に 精霊の顔 あんのかなあ?

>B1F

ひつぎの中に たいまつが かざられている。
ひつぎの フタを 閉じますか?
>はい
アルスは ひつぎのフタを 閉じた!
部屋の中が わずかに 暗くなった……。

ひつぎの フタは かたく 閉ざされている。
ひつぎの フタを 開けますか?
>はい
アルスは ひつぎのフタを 開けた!
部屋の中が すこし 明るくなった。

部屋の中は 完全な闇に つつまれた……。

足もとに 明るくかがやく 一対の 宝石がある……。

アルスは まなざしの宝石を 手に入れた!/なんと! まなざしの宝石を 見つけた!

マリベル「なんだか わかんないものが 手に入ったけど ホントに それ 役に立つのかしら?

>B4F

おそろしい姿の 魔物の顔が 壁を かざっている。

半月の かたちをした うつくしい 宝石が ある。

アルスは ルージュの宝石を 手に入れた!/なんと! ルージュの宝石を 見つけた!

>B6F

なんと ハート型の宝石を みつけた!
アルスは ハート型の宝石を 手にいれた!

サイード「先ほど手に入れた宝石だが…… ひび割れているのが 気になるな。
よかったら お前の方でも 確かめてみてもらえないか?

>B7F

キラキラとかがやく 三角形の 宝石が ある。
アルスは ノーズの宝石を 手にいれた!

マリベル「それにしても ハディートってば あれから ここも 作らせたのよね。
精霊像を ただ直すだけじゃなく こんなのまで 作ったなんて 正直 おどろきだわよ。

ガボ「しっかし どうやって 地面の下に こんなデッカイ建物 作ったんだろうなあ~。


(すべての宝石を入手後)
マリベル「今回も あたしのおかげで バッチリだったわね。 さあ 急いで戻るわよ アルス!

アイラ「これで もし精霊が よみがえらなかったら……。 ううん そんなこと ないわよね。

ガボ「しっかし どうやって 地面の下に こんなデッカイ建物 作ったんだろうなあ~。

【フィールド】

アイラ「ハディートって アルスたちが 昔 砂漠で 会った人よね?
もしかしたら いつか こうなることを 予見していたのかしら?

サイード「偉大なる ハディート王と お前たちの 伝説は 何度も 聞かされている。
共に戦って わかるが やはり 伝説として 語り継がれるだけのことはあるな。

マリベル「大地の精霊の 復活まで あと少しね。
それにしても 大地の精霊って どんな顔を してるのか ちょっと 楽しみになってきたわ!

ガボ「なあなあ アルス。
やっぱ 大地の精霊も 炎の精霊んときみたいに 戦わなくちゃ いけねえのかな?

【砂漠のオアシス】

(シャーマン)「おお おまえたちか フム。 ……む!?
その手の宝石は! そうか! ……フム……フム!
どうやら 大地の精霊の像の 奥ふかくで見つけてきた その宝石……。
この中に 大地の精霊の顔は 封じこめられているようだな。
だか顔のすべてが あつまらなくては 精霊を 呼ぶことはできん。
今は まだ たりないようだな。 なんとかして のこりの宝石も 見つけてくるのだ。

ガボ「オイラたちが 見つけた宝石が 大地の精霊の 顔だとすると やっぱ 全身 ピカピカなのかな。

マリベル「あたしのカンでは 残りの宝石も あの地下にあるわね。 さあ 行くわよ アルス!

(同上)「顔のすべてが あつまらなくては 精霊を 呼ぶことはできん。
今は まだ たりないようだな。 なんとかして のこりの宝石も 見つけてくるのだ。

ハートの かたちをした うつくしい 宝石だ。
まんなかに ヒビが はいっていて ふたつに 割れそうだ。
宝石を ふたつに 割りますか?
>はい
アルスは ハート型の宝石を ふたつに割った!
宝石は 耳のかたちのように ふたつに わかれた。
アルスは ピアスの宝石を 手に入れた。


(シャーマン)「おお おまえたちか フム。 ……む!?
なんと ついに大地の精霊の顔を すべて 手にいれたのか! フーム! でかしたぞ!
では それをわたしに かしなさい。
アルスは シャーマンに 地底ピラミッドでみつけた 宝石を わたした!
*「よしよし……フム。 さあ よーく見るといい!

*「砂漠に眠る 大地の精霊よ いにしえより 伝えられし なんじが姿 今ここにしめさん!
大地は 今 なんじが姿をなぞる。 なんじを むかえいれんため。 なんじの眠りを さますため。
精霊よ 大地を守り われらをみちびく おおいなる大地の精霊よ。 わが声 とどくならば 今!
今 ここに めざめよ! 長い眠りより めざめ われらのもとに 姿をあらわせ!



*「おお! なんと!
サイード「……こんなことが……。

大地の精霊「人間よ……わたしを 目ざめさせたのは おまえたちだな。
ながい眠りから わたしを呼びさます歌を歌い わたしの顔をあつめた者よ……。
おまえたちの その知恵と勇気をみとめ おまえたちのチカラとなろう。
なにが のぞみだ? わたしに なにをもとめる? さあ 話してみるといい……。
アルスは これまでのことを 大地の精霊に 話した!
大地の精霊「そうか…… たしかに われわれ精霊のチカラが ひつようなようだ。
そして 世界には おまえたちのチカラも また ひつような ようだな。
わかった。 まずは この砂漠をうろつく 目ざわりなやつらを かたづけよう。/この砂漠に 大地の加護を 授けよう。

大地の精霊「これで いい……。 砂漠の民は もう苦しむことは ないだろう。
だが おまえたちも 知っているとおり まだこの大陸を 地上へもどすことは できない……。
わたしの 仲間たち すべてを目ざめさせ チカラをあわせれば……。
ふたたび 光あふれる 地上へ この砂漠は もどれるだろう。
それができるのは アルス おまえたちだけなのだ。
わたしは おまえたちが ダーマ神殿と よぶ場所で 時を まつ……。
おまえたちの ため もしまた わたしのチカラが ひつように なったなら……。
これを つかって わたしに 呼びかけると いい。
アルスは 大地のアミュレットを うけとった!
大地の精霊「さあ ゆくがよい。 わたしは この砂漠から すべてを見守って いる。
砂漠は もう心配ない。 さあ ゆけ……!

*「…………魔物たちの気配は/ 悪しき気配は たしかに 消えてしまった。
サイード「……大地の 精霊……。 この目で 見ることができるとはな。 ……まったく!
おまえたちに ついてきた かいがあったというものだ! アルス! かんしゃするぞ!
*「……精霊のチカラで 砂漠には もう 魔物はいない。/砂漠は もう 心配ない。
いや おまえたちのチカラ と 言うべきかな。……フム。
わたしの役目は おわったようだな。 さて 村へかえるとするか。 ……ム!

*「イテテテテ! コシが! コシがいたくて うごけん!
サイード「しかたない。 おれが 送っていこう。
じゃあ おれたちは 先に村へ帰っている。
きっと 女王さまが アルスを待っているんじゃないか? お城へ 知らせに行ったらどうだ?
じゃあな。

!精霊の顔はその宝石の中に封じられておる。

マリベル「やったわ アルス! これで 大地の精霊も 目覚めたわ!
砂漠は もう平気だって 女王さまに 教えてあげましょ。

ガボ「大地の精霊って でっけえなあ。 ホントに ナイラのとこの像と 同じくらい あったんじゃねえか?
うひーっ びっくりしたぁ! でも 精霊 起きたな! よおーっし!!


アイラ「精霊のチカラでも やはり この大陸は 戻せない……。 とすると 封印したのは まさか?
ううん なんでもないわ。 早く女王さまに このことを 知らせに 行きましょう。

マリベル「何てことない ただの砂漠に 見えるのに ここに大地の精霊が よみがえったのよね。

ガボ「シャーマンのじっちゃん やっぱ すげえヤツだったな! オイラ びっくりしたよ。

アイラ「精霊のチカラで 砂漠は ひとまず安心みたいだけど のんびりしては いられないわ。
早く すべての精霊を 目ざめさせ もとの世界へと 大陸を もどさなくっちゃ。

【砂漠の城】

>城外観

ガボ「みんな 前より ずーっと 元気になったみてえだな。 よかったなあ アルス。

マリベル「お城の フンイキも ぐっと 明るくなったんじゃない? ふふふっ やったわね!

アイラ「やっぱり 活気があるのは いいものね アルス。 あなたの おかげだわ。

(兵士)「おお! これは救い主さま! わたしたちも 大地の精霊さまの お言葉を 聞きました!
みなさんは ほかの精霊さまも 目ざめさせるため 旅立たれるのですね。
どうぞ お気をつけて!

(兵士)「さっき 大きな地ひびきが したと思ったら すごく大きな 人かげが 見えて……。
そのあとすぐ どこからか 不思議な声が 聞こえてきて 大地の精霊さまと 名のられたんです

マリベル「大地の精霊の声って みんなにも 聞こえたの!? ……なんとなく シャクだわね。

ガボ「やっぱ あんだけでっけえと お城からでも 見えるよなあ。 すごかったもんなー。

(ネコ)「みゃー みゃー。

(男性)「なあ あんた知ってるか!?
>はい
*「そうか あんたも知ってるか。 ホント すごかったよなあ。

>いいえ
*「聞いて おどろくなよ! この砂漠に 大地の精霊さまが あらわれたんだよ!
そりゃあ でっかい体で ものすごい じひびきがして…… もう なんて言っていいやら!
いやあ すごかったなあ……。

(兵士)「大地の精霊さまの お話では ほかにも 闇におとされた 国々が あるとか。
いったいどこに そんな おそろしいチカラをもった魔物が かくれて いたのでしょうか?

(兵士)「精霊さまは この暗い空も もうしばらくの しんぼうだと 言ってくださいました。
とはいえ まだまだ気はぬけません。 がんばって 見はりをしなくちゃ!

(詩人)「大地の精霊を 目ざめさせたのは いにしえより伝わる 歌だったと 聞きました。
歌や詩には ひとびとをなぐさめ たのしませるだけでなく そんなチカラもあったのですね。

(少年)「また だいちのせいれいさまが でてきても ここからなら すぐにみえるでしょ?
だから ぼく ここにいるんだ!

(商人)「ありゃりゃ ホントに 砂漠には 魔物のすがたがないぞ!/いやな気配がないぞ!
これなら もうじき旅立てるな。 うん!

(女官)「ずっと 外に出るのがこわくて おそうじを していなかったんです。
でも 精霊さまが われらにも 語りかけてくださったおかげで 勇気が わいてきました。

(ネコ)「ふにゃーん。

(女官)「闇の空も ながいくるしみも いつか終わるとおもえば つらくは ありません。
大地の精霊さまの おことばで 心にあかりが ともったようですわ。

アイラ「希望があれば どんな悲しみも のりこえて いけるのね。 がんばってほしいわね。

>城内1F

(商人)「ぐー。すぴー。

(老人)「はてはて。 おかしなところで眠る人じゃのう。

(兵士)「魔物にこわされた 地下の神殿を いま みなで直しています。
はやく 元どおりになると いいのですが。

(ネコ)「ニャー。

>城内B1F

(男性)「よっ! あんたたち! 大地の精霊を 呼んじゃうなんて さすがだよなあ。
しかし 精霊さま どこに行っちまったんだか。 ひさびさに起きたんで さんぽかね?

(女性)「砂漠の他にも 闇の中で 苦しんでいる人たちがいる……。
大地の精霊さま その人たちも 助けて あげられないのかしら。

(女官)「ようやく この方も 目をさましたんです。 これも精霊さまの おかげかしら。

(兵士)「ぐおー ぐおー。

(男性)「ぼくを おそった魔物たちは まだ 城の地下にひそんで……。
えっ!? あなたがたが 地下の魔物を やっつけた!? ありがとうございます!

(少女)「ねこさんも せいれいさまと おはなし したかなあ?

(ネコ)「にゃーん。

(女官)「精霊さまの おことばを 聞くことができるなんて なんと 光栄なことでしょう!
精霊さまは いつでも われわれ砂漠の民と ともに いらっしゃるのですね。

(ネコ)「フニャアア。

(女官)「ようやく 地下の修理をはじめたので 人手が たりなくって。 ああいそがしい いそがしい。

(男性)「やっぱり いざって時は 神さまより 精霊さまだよ!
こんどのことで はっきりしたぜ。

(道具屋)「精霊さまが 砂漠にあらわれた 今日のその日を いつまでも 忘れないように……。
なにか きねんになるような道具を お買いもとめになっては いかがで ございましょう。
さて……。

(武器屋)「精霊さまの お話じゃ じきに ぜんぶよくなるらしいが ここで 気をぬいちゃ いけねえ!
気をひきしめて ちょっくら 武器でも 買ってかないかい?

(兵士)「これはこれは 救い主さま! おつかれさまです。
女王さまに ぜひお会いになってください!

(兵士)「地下にいたというのに みな 大地の精霊さまの お姿を 見たのです。
まったく 不思議な……。 精霊さまの おチカラなのでしょうか。

ガボ「城ん中に いても 大地の精霊が 見えたのか!? おっどろいたなー。

(女官)「まあ 救い主さま。 ご無事で なによりですわ。

(女官)「われらの心に 大地の精霊さまは 語りかけてくださった。
だから どこにいようと そのお姿は見えたし そのお声を聞くことができたのです。

女王「救い主さま! よくぞご無事に もどられました。
みなさまが みごと 大地の精霊を目ざめさせたこと わたくしも ぞんじております。
そうして この砂漠/から ふたたび魔物を おいはらってくださったことも。
われら砂漠の民 心より みなさまに感謝しております。 ありがとうございます。
けれど……。
大地の精霊の チカラにより 魔物たちは いなくなった。 それでも 砂漠は闇の中です。
魔物たちは 完全に いなくなった わけではなく 砂漠も いまだ 闇の中です。
精霊のチカラをもってしても うちかてないほどの 強い 魔のチカラ……。
みなさまは そのチカラに これから立ち向かおうと なさっているのですね。
……わたくしには みなさまの 無事を祈ることしか できませんが どうか くれぐれも お気をつけて。
この砂漠の城も 砂漠の村も みなさまのお帰りを まっております。
どうぞ ご無事で……。 もういちど 元気なお姿を わたくしに 見せてくださいませ。

ガボ「ほかの精霊も 起こしてさあ また砂漠にきたら もっぺん ごちそう 食べさせてくれっかな?

マリベル「アルス 行きましょう。 精霊 ぜんぶ たたき起こすのよ!
そして フィッシュベルも 砂漠も 早く元の世界に 戻すの。 モタモタしてる ヒマはないわよ!

アイラ「みんな わたしたちを 頼りにしてくれてるのね。 さあ もうひとがんばりよ!

女王「砂漠を 救ってくださったこと 心より 感謝いたしております。
これからの みなさまの旅の ご無事を 女王ネフティス おいのりしております。

(ネコ)「ゴロゴロゴロ……。

>城内B1F・図書館

(学者)「これはこれは 救い主さま! このたびは われら砂漠の民のため ありがとうございました。
ウワサによると みなさまは 大地の精霊と じかにお話されたとか。 くわしく 教えていただけませんか?
アルスは 学者に 大地の精霊のことを 話した!
*「……なるほど。ふうむ。 いや ありがとうございます! まったく古文書のとおりとは!
われわれも 後の世のため みなさまから聞いた話を 伝えていこうと思います。

マリベル「あたしの 美しさも 後の世に ちゃんと伝えてほしいわ。

(同上)「大地の精霊について みなさまから聞いたお話 いやあ 勉強になりました!

(学者)「地面に 深い穴をほり 水をためておくと そこには 昼間でも 星がうつるといいます。
なんとも不思議なものです。

(学者)「大地の精霊の顔は 宝石に 封印されていた……。
われわれの 遠い祖先は いったい どのような方法で 封印をしたのでしょうか。

>城内B2F

(女官)「ここは 砂漠の民の墓所。 どうぞ おしずかに。

(女官)「墓にねむる われらの仲間たちにも 精霊さまのお姿を 見せてあげたかったと 思うのです。

(シャーマン)「墓は しばらくは増えないだろう。 おまえたちの おかげだ。

(女官)「いにしえの女王 フェデルさま 大地の精霊さま これからも われらを お守りください……。

(兵士)「あー オホン! この下は神殿です。 神殿の出入りは 自由です。
だから 誰を通してもいいんです。 どうぞどうぞ。 どうぞったら どうぞ!

>城内B3F

(女官)「ここは 砂漠の民の神殿。
今 魔物たちに 荒らされたあとを みなで 元どおりにしている ところですわ。

ガボ「何度見ても ひでえよなあ。 魔物のやつ もっと ぶんなぐっときゃ よかったよ。

マリベル「この神殿も 早く 元通りになるといいわね。

アイラ「時間は かかるでしょうけど いつか 悲しい思い出も 消えるといいわね。

(女官)「大地の精霊さまが あらわれて われわれも なげいてばかりは いられぬと 修理をはじめたのです。

(女官)「じつを言うと この場所にくると つらいんです。
死んだ 仲間たちのことばかり 思いだしてしまって……。

(女官)「神の像は こわされた。 それでも わたくしたちは いのりつづけます。
砂漠と 世界の平和を。 みなさまがたの 旅の無事を。

(女官)「ざんねんながら 宝物庫は 魔物たちに あらされて あとかたもありません。
中をごらんになるなら どうぞ お入りください。

(女官)「宝物庫の宝は すべて 魔物たちに 持ちさられてしまったようです。

(女官)「仲間の何人かが この場所で いのちを おとしました。 床の血は その時のもの。
救い主さまは 神殿の魔物を 倒して下さった そうですね。
死んだ者たちのぶんも お礼を言わせていただきます。

【大地の精霊像】

>精霊像外観

マリベル「この大地の精霊像とは あんまり 似てなかったわね。 たしかに 大きかったけどさ。

ガボ「今度 出てくるときはさあ この像の かっこして 出てきてくんねえかな?

アイラ「今度のことで 砂漠の人たち これまでよりも ずっとずっと 精霊を たのもしく思うでしょうね。

(男性)「旅の方! この大地の精霊の像の 精霊さまが あらわれたんですよ!
いやあ すごいもの見たなあっ。

(男性)「いやーっ でっかいねえ!
この間 あらわれた ホンモノの精霊さまも 大きかったけど この像もデカい!

(女官)「大地の精霊の像へ ようこそ。
大地の精霊の ご加護のもとにある この像には いかなる魔物も 手出しはできません。
どうぞ ご安心ください。

(女官)「ここは 大地の精霊の像。 砂漠の民は いつでも 大地の精霊とともにあります。

>精霊像1F

(女官)「ここは 大いなる 大地の精霊の 体の中。
精霊を おまつりしている国は ほかにもありますが 精霊の像に入れるのは ここだけです。

(老婆)「この像には 砂漠の民の 正しい生き方が 示されております。
砂漠に 生まれし者 まずは強くあれ 身も心も 強くあれ。
砂漠の民は このように 先祖から たくさんのことを 語りついでいるのですよ。

(女性)「大地の精霊さまが あらわれた時 この像の中 昼間みたいに 明るく かがやいたのよ!

(老人)「この像には 砂漠の民の 正しい生き方が 示されておりますじゃ。
砂漠に 生きる者 身をきたえ 心をきたえ 長く長く 生きよ。
この教え 長く長く つたえてゆきますぞ!

(男性)「大地の精霊さま ずーっと この像に いてくれればいいのに。 すぐ いなくなっちゃって。
精霊さまが いってた ダーマの神殿って どこにあるんだろ?

(シャーマン)「この像には 砂漠の民の生きる道が 示されて おる。
よく生きたもの 正しく生きたものが 死の床に つくとき……。
神の使いの鳥が あらわれ 天の国へ みちびくだろう。

(男性)「………………。
男は考えごとをしているようだ。

(男性)「よく じいさんから 聞かされたよ。 この像の話。
正しい魂は 天にめされた後 ふたたび よみがえる。
ヘビが 皮をぬぎすて 新しい姿になるように 生まれかわるのだ……ってね。

(女官)「旅の方 大地の精霊の像へ ようこそ。
この像は 大地の精霊さまの お姿の ひとつといわれています。
大地の精霊さまは さまざまな 姿をもち……。
この像は そのうちの 戦いの姿ということです。

この像は 大地の精霊さまの お姿の ひとつを かたどったものです。

(神父)「精霊に 感謝しているだけです。
けして 神をうらぎって 精霊に祈りをささげているのでは ありませんよ!

(男性)「大地の精霊さま どうぞ 砂漠を お守りください。
いっこくも早く 砂漠が 明るい世界へ もどれますよう どうぞ おねがいします。

(女性)「大地の精霊さま わたしたち 信じて 待っています。
何もかも 元通りになり 精霊さまが ふたたび砂漠へ おもどりになることを。

(女官)「階段をのぼれば 大地の精霊さまのお顔まで 行くことが できますわ。

(女官)「王家のカギは 時がくれば ひつようとするものの手に みずから あらわれる。
それまでは みなさまが お持ちくださいませ。

ガボ「王家のカギって フシギだなあ。 ほんとに 時ってのが来たら 別のやつんとこ いくのかな?

マリベル「ハディートのやつに 今回は 助けられたわね。

>精霊像外観

(男性)「気のせいかなあ。 精霊さまが あらわれてから 像が すこしりっぱになったような。
こうして のぼってみると かわってないんだけど やっぱり 気のせいかなあ。

学者「おまえら 見たか!? なに? 何を見たかじゃと!?
バッカモン! きまっておる! 大地の精霊じゃ!
忘れんように 精霊の姿を 絵にかいておいたんじゃが どうじゃ 見たいか?
>いいえ
学者「……なんじゃ おまえら ノリがわるいな。

学者「ほう おまえら またわしの絵が 見たいんじゃな!
>はい
学者「よし! では見せてやろう!
アルスは 学者に 大地の精霊の絵を みせてもらった。
…………。
とてつもなく ヘタクソな絵で 人らしきものが かいてある。

学者「うむ! 学問の道がなければ わしは 絵かきになっていたな! うむ!

マリベル「魔物が 出ても 砂漠が 封印されても ちっとも 変わらなかったわね。
ほんっと 元気な おじいさんだこと!

アイラ「人には 向き 不向きが あると 思うんだけど……。

ガボ「オイラも 大地の精霊とか 炎の精霊の絵 忘れないうちに かいてみよっかな。

学者「ほう おまえた またわしの絵が 見たいんじゃな!

>精霊像7F

(女官)「大地の精霊さま この像とは あんまり似てなかったわね。

>精霊像外観・顔の前

(老婆)「精霊さま 精霊さま どうぞ おねがいします。
空が はやく 元のように 明るくなりますように。 精霊さま おねがいします。

(商人)「精霊さま 精霊さま もう一声 おねがいします。
砂漠が すっかり元にもどって ついでに あっしが金持ちに なれますように……。

【砂漠の村】

ガボ「村のみんな ニコニコしてる! えへへっ オイラもうれしいよ。

マリベル「あたしの かつやくで こうして いくつの村が 救われたことかしら……。
われながら うっとり しちゃうわね。

アイラ「砂漠は もう心配ないわ。 アルス 次の精霊を 探しに ゆきましょう。

(男性)「ここは 砂漠の民の村だ!
大地の精霊さまの おひざもと 砂漠の村だよ!

(ネコ)「みゃう! みゃう! みゃうっ!

(老人)「このトシで 大地の精霊さまに お目にかかれるとは。 まったく 思いもよらなんだ。
精霊さまは やはり いつでも 砂漠の民とともにおられる。 ありがたや ありがたや。

(あらくれ)「砂漠から 魔物が いなくなっちまったんだってな。/村には もう 魔物は 手出しできなく なったんだってな。
でも あいかわらず 外はまっくらのまんまだ。 はやくお日さまが おがみたいねえ。

(道具屋)「いらっしゃい いらっしゃい。 大地の精霊さま お目ざめ おめでとうセールだよ!
ただいま お買い上げの方には わたしの笑顔が ついてくる! さあ いらっしゃい!

(老婆)「大地の精霊さまが 魔物を おいはらってくれたんです。/わしらに ご加護を くださったんです。 ありがたや ありがたや。
こんな おいぼれにも 精霊さま お声をかけてくださって。 もったいないことですよ。

(男性)「大地の精霊? さあ。 みんな 夢でも見たんじゃないの?

(女性)「精霊さまの お姿を見たら なんだか 元気がわいてきたよ!
さあ! ウマい料理作るよ~♪ あんたたちも 食べてくかい?
……えっ? 他の精霊さまも いそいで目ざめさせなきゃ いけないから 時間がない?
そうかい。ざんねんだねえ。 いつでも かんげいするから ヒマになったら おいでよ!

(同上)「精霊さまを みんな目ざめさせて 砂漠も ほかの国もみーんな 平和になって……。
そしたら 遊びにおいで! ウマい料理 た~くさん 作ってまってるからね!

ガボ「アルス ぜったいだぞ! ぜったい またここに来て ごちそう 食べような!

(男性)「ゼエ……ゼエ……。 いえ 病気じゃないんです。 ちょっと つかれちゃって。
精霊さまが あらわれたんで おどろいて走りまわってたら 息がきれて ……ゼエ。

(ネコ)「ごろにゃーん

(少年)「わーい わーい! おそとだ おそとだ! わーい!

(ネコ)「ミー ミー。

(男性)「台所で酒のビン にぎりしめたまま ねむってたみたいで……。
大地の精霊が あらわれたって みんな言うけど どこにも いないじゃないか!?

マリベル「……ったく しょーがない オッサンだわね。

(女性)「この子たちったら わたしが 眠ってるあいだずっと 魔物の番を してくれてたんです。
うふふ 今は つかれて ぐっすり 眠ってますわ。

(少年)「すや……すや……。

(少年)「ぐう……。

(女性)「あとは この暗い空さえ なんとかなればいいのにねえ。
(老婆)「ぜいたく言っちゃ いけませんよ。 まだまだ ひどい目にあってる人が たくさん いるそうじゃないの。
大地の精霊さまは ほかの国も 助けようと どこだかの神殿に お出かけなすったそうじゃないの。
(女性)「まあねえ。砂漠だけの精霊さまじゃ ないんだもんねえ。

(同上・女性)「はやく 明るい空が見たいわ。

(同上・老婆)「他の国も 精霊さまが近くにいて 助けてくれるといいんだけどねえ。 そう うまくはいかないかしら。

(宿屋)「おお!砂漠の救い主さま! 精霊さまを 目ざめさせたのは みなさまと聞いておりますぞ。
みなさまは 砂漠の英雄! 砂漠の光! 砂漠の星!
そんな みなさまを お泊めできるとは まったく こうえいでございます。 とはいえ こちらも 商売ですから……。
(ネコ)「にゃー にゃー。

(少年)「せいれいさまが オレに いえのてつだいもさせろって いってたって かあちゃん いうんだ。
オレ そんなのきいてないよ。

(シャーマン)「大地の精霊は 目覚めた……。 おまえたちには 感謝する。 ……さて。

(男性)「これはこれは 救い主さま! このたびは おつかれさまです。
族長さまなら 中におられます。 どうぞ お入りくださいませ。

>ツボの中

(シャーマン)「フム……大地の精霊は ダーマで 時をまつ……フム。
わたしも ここで もういちど つりができる時を ゆっくり 待つとしよう……フム。

マリベル「なんにも つれないのに 砂に向かって つりだなんて どこが おもしろいのかしら?

ガボ「シャーマンのじっちゃんも あいかわらず 元気そうだな。 えへへっ。

>族長宅離れ

(ネコ)「にー にー。

(ネコ)「にゃあ にゃあ。

>族長宅1F

(女性)「あら……まあまあ そんなことが あったのねえ……。

(女性)「きゃっ!
あ あら お客さま? いらっしゃいませ!

(男性)「こんにちは 救い主さま。 わたしたちも 大地の精霊さまを 見たんですよ!
目をとじてても はっきりお姿が 見えるんです。 さすが精霊さまは すごいや!

(男性)「こりゃあ 次の族長は サイードさまに 決まったな。
救い主さまも そう思いますよね。

(女性)「待っててね ネコちゃん。 いま ごはんあげるから。

(ネコ)「にー にー。

サイード「おや もう着いたのか アルス。
今ちょうど 父上たちに これまでの話を していたところだ。

サイード「大地の精霊の話によると まだまだ おまえたちの旅は つづくようだな。
おれも ついていきたいが 父上が 話を聞きたがって 家を出してくれそうにないんだ。

アイラ「これで サイードとも お別れね。 アルス さみしいんじゃない?

マリベル「サイードも 思ってたよりは ずっと 役にたったわね。 ほーんの ちょっとだけ ね。

ガボ「また あいつといっしょに いろんな所 行ってみてえな。

族長「おお! これは救い主さま! サイードより みなさまのごかつやく しっかと 聞きましたぞ!
大地の精霊さまが 目ざめたのは みなさまの おチカラによるもの。 まこと 感謝いたします!
して 精霊さまは みなさまに なんとおっしゃったのですかな?
アルスは 族長に 大地の精霊のことを 話した!
族長「ふーむ。われわれが聞いたのと あまり かわりませんなあ。 ……いやいや 何でもありません。
精霊さまの お話では この苦しみも 長くはつづかぬとか。 村のみなも よろこんでおります。
しかし 大地の精霊さまでも おひとりでは どうにもならない 悪しきチカラとは いったい……。
もし 精霊さまがそろっても そのチカラに 勝てなかった時は ……いや そんなことはあるまい!
いやはや どうも 悪いことばかり 考えてしまいまして。 もうしわけございません。
救い主さま どうぞお気をつけて!

ガボ「族長の じっちゃんは 心配ばっか してんなあ。 なんとかなるって なあ。

アイラ「大地の精霊は 目ざめたけど ここで 気をゆるめては/ゆるしてはダメ。 アルス しっかりね。

マリベル「どんな相手だろうと あたしたちに かかれば ひとたまりもないわ。
ねっ アルス!

族長「大地の精霊さまが 目ざめたのは みなさまの おチカラによるもの。 まこと 感謝いたします!
しかし 大地の精霊さまでも おひとりでは どうにもならない 悪しきチカラをもつ者が いるとは。
神も いまだ お応えにはならぬようですし。 世界は どうなってしまうのか。
いやはや どうも 悪いことばかり 考えてしまいまして。 もうしわけございません。
救い主さま どうぞお気をつけて!

*「あっ! 救い主さま! 今 みんなで これまでの話を 父上に 話してたとこなんですよ。
救い主さまも いちばん がんばったのは おれだって 言ってください!

マリベル「……調子 いいんだから。

*「サイードと 救い主さまの 手だすけをしようと言い出したのは じつを言うと おれなんですよ!
そこんとこ 父上によろしく!

アイラ「…………やれやれ。

*「救い主さまは 知ってますよね。 いちばん弟のために はたらいたのは この おれだって。
ねっ!?

ガボ「あっはっは! にいちゃんたち 元気そうだなあ。

>族長宅2F

(女性)「大地の精霊さまの ほかにも 精霊さまが いるそうですね。
でも 大地の精霊さまが いちばん えらいと思うんです。 ねっ 救い主さま!

(族長妻)「まあまあ 救い主さま! うちの サイードが どうも おせわになりまして。
精霊さまの おかげか わたくし すっかり気分が よくなりましたの。

(女性)「大地の精霊さまの おチカラでも 空は もとへはもどせないのね。
えっ!? 大地の精霊さまだけじゃ なくて ほかの精霊さまも 目ざめさせなくちゃいけないの?
そうだったの。 これから先の旅も 気をつけてね。

【フィールド】

ガボ「魔物のヤツの いやーなニオイ あんまり しなくなったぞ。 大地の精霊の おかげかな?

マリベル「これで またひとつ 世紀の美少女 マリベルさまの 伝説が ふえたわね。
あたしと いっしょに 旅ができるなんて 光栄に 思いなさいよね。

アイラ「砂漠は もうだいじょうぶね。 なごりは おしいけど 次の精霊を 探しにゆかないと。


マリベル「大地の精霊を 復活させたことだし…… 次は 風の精霊ね!!

アイラ「大地の精霊とは 戦わなくて ちょっと ホッしたわ。
次の 風の精霊も そうだといいんだけど……。

ガボ「大地の精霊って 炎の精霊と ちがって 落ち着いた感じだったな~。
今度の 風の精霊が どんなヤツなのか 気になってきたぞ。

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タカトンビ/管理人:くろすけ